今回の記事は、中小企業診断士を目指して「養成課程(大学院・専門学校)」の受験を考えている方向けに、研究計画書(志望理由書)の作り方をまとめたものです。
研究計画書って、何を書けばいいの?学生時代にも書いたことがない…仕事や家庭が忙しくて、ゼロから考える時間がない…
結論から言うと、研究計画書は「型」を借りれば、十分戦えます。
この記事では、まず“通る形”のテンプレを示し、次におすすめ本3冊を使ってどう組み立てるかまで整理します。
この記事でわかること
・研究計画書で見られているポイント(採点者の目線)
・そのまま使える構成テンプレ(骨格)
・面接で深掘りされやすい質問と準備
・おすすめ本3冊(忙しい人の選び方つき)
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結論:研究計画書は「型」+「自分の経験」で通る確率が上がる
研究計画書で一番大事なのは、難しい研究をすることではありません。
採点者が見ているのは、だいたい次の3つです。
- 何を明らかにしたいのか(問いが具体的か)
- どうやって確かめるのか(方法が現実的か)
- それが誰の役に立つのか(意義が説明できるか)
ここが揃っていれば、文章がプロの論文みたいでなくても形になります。
むしろ、社会人受験なら「現場で見えている課題」を出発点にすると、説得力が乗りやすいです。
まずはこれだけ:研究計画書テンプレ(この順で書けばOK)
迷ったら、まずは以下の6点を見出しにして埋めてください。
(この“骨格”があるだけで、完成度が一気に上がります)
- 背景(いま何が問題なのか/なぜ気になったのか)
- 目的(この研究で何を明らかにしたいか)
- 問い(リサーチクエスチョン:1文で言える問い)
- 方法(データ/ヒアリング/アンケート/事例比較など)
- 期待される効果(実務でどう役立つか)
- ざっくりスケジュール(いつ何をするか)
“研究っぽく書けない”原因のほとんどは、問いと方法が曖昧なことです。
逆に言うと、問いと方法さえ決まれば、文章はあとから整えられます。
忙しい人の最短ルート(まずは「1本だけ」完成させる)
時間がない人ほど、最初から完璧を狙わないほうが進みます。
・1日目:背景と目的だけ書く(400〜600字でOK)
・2日目:問いを1文にする(短いほど強い)
・3日目:方法を箇条書きにする(現実的な範囲に落とす)
・4日目:効果とスケジュールを足す
・5日目:全体を整えて、読み返して削る
最初の1本ができると、面接で深掘りされても崩れにくくなります。
おすすめ本はこの3冊(目的別に1冊でOK)
ここからは、私が実際に使った/入学後に「これは強い」と感じた本を3冊紹介します。
ポイントは“読み切ること”より、“型を借りること”。本のフレームを使えば、ゼロから考えなくて済みます。
1冊目:大学院に合格する研究計画書の書き方
実際に提出された研究計画書が大量に載っていて、「合格のポイント」が整理されています。
自分と同じテーマがなくても、構成・言い回し・問いの立て方が盗めます。最短で“合格レベルの文体”に寄せたい人に向きます。
2冊目:新版 国内MBA受験のための研究計画書の書き方
1冊目と同じく事例ベースですが、こちらは大学院受験のプロセスや書き方の説明がより丁寧です。
「研究計画書って何から始めるの?」という人は、読みながらそのまま手を動かしやすいです。好みで1冊目とどちらかで十分です。
3冊目:基礎からわかる論文の書き方(時間に余裕がある人向け)
これは研究計画書だけでなく、入学後の論文・レポートでも効きます。
リサーチクエスチョンの考え方や「なぜ論文が必要なのか」という姿勢まで腹落ちするので、じっくり準備したい人にはかなり強い1冊です。紙の在庫が薄くなる時期もあるので、必要なら早めに確保がおすすめ。
面接で深掘りされやすいのは、この4点
研究計画書は「出して終わり」ではなく、面接で中身を聞かれます。
最低限、次の4つは説明できる状態にしておくと安心です。
・研究で何を明らかにしたいのか(問い)
・なぜそれをやりたいのか(背景と動機)
・どうやって確かめるのか(方法の現実性)
・いつ何をするのか(スケジュール)
ここが整理できていれば、面接で詰まっても立て直せます。そして何より大事なのは「研究」を開始するのは入学してからです、この時点で100点である必要はありません。自信をもって自分の考えを述べることが大切です。
👉養成課程の面接では、研究計画書の内容を前提に質問が進みます。よく聞かれる内容と対策は、こちらで整理しました。
リンク先: https://smec.blog/smec/yousei-mensetsu/
まとめ:迷ったら「テンプレ→本で型を借りる」で十分進む
・研究計画書は、問い/方法/意義が揃えば形になる
・まずはテンプレ6点を埋めて、1本完成させる
・おすすめ本は目的別に1冊でOK。型を借りればゼロから悩まない
・面接では“問いと方法”が必ず聞かれるので、言葉にしておく
以上、研究計画書に特化して記事を作成しました。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。


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