今回の記事は、
中小企業診断士養成課程の講義はどのような方が講師をされるのだろう
中小企業診断士養成課程の講義内容はどんなものなんだろう
中小企業診断士養成課程の課題はどれくらいの分量が出るんだろう
と疑問を持たれている方に読んで頂ければ嬉しいです。
中小企業診断士 養成課程の講師について
講師は超大手コンサル会社の方でした。
中小企業診断養成課程に入学するまで、(失礼ながら)養成課程は大学教授が講師を務められるのではないか‥
と非常に不安(失礼ながら)を感じていました。
※実務から離れたアカデミックな空論はしんどい
入ってみると完全に杞憂に終わります。
講師の方は今回の大手コンサルで実務バリバリの方、
実際の診断士の方、
企業運営されている方、
副業で稼いでいる方 など様々。
大学教授もいらっしゃいますが、民間で実務バリバリで転職された方で構成されており、
いわゆるビジネスの世界を知らない方は皆無です。
実際に独立して会社を運営している方も非常に多く、
卒業後に独立を考えている事を伝えると卒業後に一緒に仕事をしようと誘ってもらえますよ。
(現在は副業ができないので断りましたが、今、仕事の手伝いを頼まれたことも)
ここも独立希望者に中小企業診断士養成課程をお勧めしたい理由ですし、
大きなメリットと感じている日々です。
中小企業診断士養成課程の講義内容について(人組織マネジメント)
今回、例として紹介する人事マネジメントの講義は約2ヶ月にわたって続きました。
中小企業にとって人材確保は喫緊の大きな課題で有り、
それを実現するための戦略(人を採り、モチベートし、抱え込む)についての講義になります。
最初の1、2回は人事マネジメントにかかわらずに戦略フレームワークについてを徹底的に。
自分自身のSWOTからクロスSWOTで自己戦略を立てようという非常に緩く楽しい講義でした。
3、4回目は実際の企業の中期戦略を参考にしながら「実際の組織図」を作成するという、
個人ワークとグループワーク、組織と戦略の永遠の関係性を深く学ぶことができました。
5,6回目は社長に対するインタビューから始まり、権限委譲の仕方、それを踏まえた組織変更、
更にはお金を融資いただいている銀行への説明になります。
とにかく後半はグループワーク、グループワークの連続でストレスフルですが、
特にインタビューで情報の引き出し方、エンゲージメントサーベイの重要性を学べました。
そこから先は人事制度の核として
「等級制度の設計」
「組織の活性化」
「従業員のモチベーション」
「賃金体系設計」
まで演習が繰り返されます。
更にコーチングや人事考課を押さえた上で、講義が終了になります。
↓ディスカッションだけではなくこんなテクニカルなアドバイスも。
人事マネジメントと聞いたときは人事制度設計だけの授業かと思いましたが
、中小企業の方から「人事」業務をどうやって受注するかといった実務的なアドバイスまで
非常に充実した内容でした。
中小企業診断士養成課程の課題(宿題)分量について
人事マネジメントの講義課題は軽めでしたが、毎回必ず出されました。
「経営戦略系の物語」「賃金体系をつくる実務マニュアル」の2冊からページを指定され、
その範囲に関する感想・考え方・学んだことなどを週に1度レポートする形になります。
この歳で読書感想文?と正直感じましたが、
文章にまとめることで頭が整理され非常に有意義な課題だったと思います。
毎週1~2時間はこの課題に当てた形になります。
授業はほかにも2、3が並行してす進むので毎週課題に費やした時間は4~5時間程度になります。
かなりバクっとした講義の紹介になりますが、ご参考になれば嬉しいです。
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