中小企業診断士養成課程はいったい何を学んでいるの?第3弾です。
中小企業診断士養成課程の講義(経営戦略)はどのような内容なのだろう
講義以外の課題はどれくらいの分量が出るんだろう
入学直後の講義の1つ。
2年間かけて行われる5回の実習でも非常に重要になる、大きな視点での授業です。
個人的には経営企画などの経験もあるので比較的イージーでしたが、全く触れた事が無い方にとっては
かなり辛い内容だったかも‥
実務に勝るものはありませんが基礎は身に着く内容でした。
中小企業診断士養成課程の講義(経営戦略)の内容
最初の最初、「経営戦略とは何か」から授業が始まります。
超基礎ですがいわゆる「AS IS – TO BE」のギャップを埋めるというお話。
更には定石である、
「環境分析(外部・自社)」「戦略策定(SWOT等)」「計画策定(売上・利益・資金など)」「実行管理」
の基礎を学びます。
このあたりは、復習がてら気楽に聴くことができます!
確か、座学を1~2日過ごした後は延々と事例&グループワークに移ります。
入学後まもなく、1人1人のレベル感も人となりも分からない中、平日夜間のオンライン(コロナ禍)ミーティング。
これはとにかくつらかった思い出があります。
テキストは
(かなりの方にこのブログの事は伝えているので具体的に)
・オンライン激安スーパーの戦略策定
・下着関連メーカーの戦略策定
・ネジなどの金属製造業の海外戦略策定
・地域に根差したレストランの売上拡大戦略
・宅配牛乳会社の戦略策定
などがありました。
とにかくグループワークをしたな~~という感想。
簡単な事例オリエンテーション後、個人作業とグループワーク。
提出物は個人で作成した戦略シートとグループワークで作成した戦略シートの2種類でした。
講義以外で必要になった時間‥けっこうきつかった
この経営戦略の授業はとにかく講義外作業がめちゃくちゃ発生しました。
結論だけ申し上げると、
残業ならぬ残作業が
何よりも、チームメンバーのスキルレベルが全く分からず、当然ながら「できる人」と「できない人」
が混在するため、スピードを合わせるのが大変‥
その「差」は更に広がった感もありますが、今では相手に合わせる事ができるため効率的になっていると思います。
備忘も兼ねて、ざっくりと書いておりますが
そんな感じなんだなと思っていただければ有難いです。
でも中小機構の事例はすごく良くできていました!
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