謎のベールに包まれた、中小企業診断士養成課程。
この記事は、
中小企業診断士養成課程っていったいどのような人が通ってるんだろう
と疑問に思われている方に読んで頂ければ嬉しいです。
(私自身も入学前は本当に疑問でした)
今回は同じ大学院に通う仲間に、
「なぜ、診断士を目指そうと思ったのか」「中小企業診断士の勉強時間は」などをインタビューしてみましたのでご参考にして頂ければと思います。
中小企業診断士養成課程に通う仲間(50代男性)の場合
人物像(得意分野やキャラクター)
大手のファイナンスリース会社に勤務する同期のAさん。
普段は関連会社の経営管理をされており、
ガバナンス業務やリスクマネジメントに強みを持たれています。
物静かで、落ち着いて講義や実習に取り組まれている方です。
養成課程の1年半、コロナに罹患されたりもありましたがお互いに励まし合いながら乗り越えております。
※突然、様々なネタを差し込んでくるのもこの方(笑)
※実習の自己紹介シートで自分の顔を「福山雅治」にしてきたときはビビりました。
※2023年9月 緊張感漂う授業でパワポ資料背景がなぜか「化粧をした女性」でした 笑
いずれも怒られなくて良かった。
なぜ中小企業診断士の資格を取ろうと思われたのですか?
ビジネスマンとしても油が乗り切る中、業務も徐々に『暇』になり、
何かを始めなければダメになる、と思っていた矢先に中小企業診断士を見つけられたそうです。
(Aさんは他にも有名な法律資格などをお持ちで、ベースが勉強好きな方です)
また、厳しいビジネスの世界の中、
自分よりも若手が先に出世する事があり一念発起した
ともおっしゃっていました。
別記事でも書きましたが、この中小企業診断士の資格はサラリーマンには圧倒的に有利で、
かつ時間をかければ何とかなる(科目合格や養成課程)というのも背中を押されたきっかけのようです。
どのように中小企業診断士の資格勉強をされたんですか?
1次試験はTACの書籍で独学されたそうです。
経済学を除く6科目は独学でどうにかなると判断されました。(結果的に合格)
但、苦手意識のあった経済学だけはテキストで足りず、
経済学はYouTubeを使って適宜補足した
との事です。
私は診断士ゼミナールを活用しましたが、彼のように独学で合格されたかたも一定数おられます。
(1次試験に関しては独学でなんとかなるというのは私も感じます)
一方、2次試験はかなり苦労されたそうです。
独学では厳しいと判断され、
2次試験対策としてはLECに通われましたが残念な結果に。
その後も苦戦が続き、1次試験は一度スタート地点に戻られたそうです。
(全科目再チャレンジされたそうです‥)
その後、再チャレンジで全科目に合格後、
雲を掴むような答えのない2次試験を合格するのは困難
と判断され養成課程にチャレンジされたとのこと。
最初に診断士を目指そうと勉強を始められたのは、
まだ受験科目が8科目で科目合格制度がなかった時代。
その執念を本気でリスペクト。
来年の3月には晴れて、一緒に資格を取りたいなと思っています!
コメント