原作『イクサガミ』で異彩を放つ西洋の戦士、ギルバート・カペル・コールマン。蠱毒(コドク)という地獄の中でも、彼は騎士としての矜持を最後まで捨てず、正義を貫き、香月双葉たちを何度も守ってきた存在です。
本記事では、ギルバートの
- 性格と蟲毒に来た背景
- 武器と戦い方(強さの本質)
- 戦闘履歴
- 原作における最期(※重大ネタバレあり)
を、原作に準拠しながら最短で振り替えられる記事にまとめました。
この記事で紹介している『イクサガミ』はこちらで読めます。(順番は「天」「地」「人」「神」です)
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ギルバート・カペル・コールマンとは?
ギルバート・カペル・コールマンは、元英国陸軍第十三竜騎兵隊に所属し、ついた綽名はワイバーン(西洋の伝承に登場する二本足の有翼の竜)。武器は手斧と刀、札番号は九十二番です。
数多くの日本の剣客たちが手段を択ばず、“勝ち残るため”だけに奔走する中、彼は助けるべき相手を助け、危険な役目でもかまわずに引き受ける等、「騎士道」の精神を持ち合わせ、殺伐とした蠱毒の中で独自の空気を醸し出します。
ギルバートの性格と背景
彼の強さは、剛腕を活かした「斧」だけではなく、その「作中最強クラスの精神力」にあります。
しかし、蟲毒で勝ち残るためには「騎士道精神」が弱みにもなり、勝ち残ることよりも弱者を救うことを優先してしまいます。
彼の背景には、強い矜持と後悔があります。英国で生まれ、厳格な騎士教育を受けた彼は、強者ぞろいの第十三竜騎兵隊に所属。幼馴染レイラと結婚し、家庭を持つところまで、人生は順風満帆でした。
しかし極秘で派遣された南北戦争で、取り返しのつかない後悔(尊敬する将軍を裏切ることになる)を背負う事になります。そこから彼は「死に場所」を求めるように各所を放浪し、やがて内乱期の日本へ流れ着き、蟲毒参加を決めます。
ギルバートが蠱毒に参加した理由
蠱毒に参加したのは、ただ死に場所を求めただけではありません。妻レイラからの手紙で、世界的に蔓延したコレラの影響もあり、家族と故郷の苦境を知ったこと。それを救うために賞金(蠱毒)が必要となったためです。
家族のため、そして“故郷”を救うために、ギルバートは地獄へ踏み込みます。
ギルバートの武器(特徴)
● 手斧と刀の実戦スタイル
武器はその剛腕を活かした「手斧と刀」。騎兵上がりで、南北戦争という実戦経験が豊富な点も彼の強さの厳選です。
● 怪力と俊敏さで、間合いを壊す
ギルバートの凄みはその剛腕に加え、「速さ」も併存している所。速さを活かして一気に間合いを詰め、相手の得意な距離を潰し、後は剛腕で捻りつぶします。
● “超近接戦”では最強
最終局面の天明刀弥戦でも、ギルバートが選ぶのは同じ戦い方。勝機の薄い相手に対しても、その腕力と速さを活かした超接近戦で勝負をかけます。蠱毒の中で何度も見せた、彼の戦い方そのものです。
最大の見せ場:寛永寺黒門前での「天明刀弥」との戦い(※ネタバレ)
【1】最後の最期も双葉を逃がすため、前へ出る
蠱毒の最終局面、生き残ったのは5人。最終到達地点の寛永寺近くまで来た局面で、化野四郎を退けた天明刀弥に追われた双葉がギルバートの所へ駆け込んできます。
双葉が言ったのは「助けて」ではなく「逃げて」。それでもギルバートは、刀弥と1対1の戦いに臨むという決断をします。
【2】勝機は腕力を活かした超近接戦
戦えば戦うほど強くなるというイクサガミ最強キャラの1人「天明刀弥」を相手に流石のギルバートも歯が立ちません。
それでも、ギルバートは腕力で天明の頭を掴み地面に叩きつけるなど、捨て身の超近接で健闘します。しかし、やはり力の差は歴然で、天明の一撃が鳩尾を貫き致命傷を負います。
しかし、そこからがギルバート魂の見せどころ、致命傷を負いながらも彼は手を離しません。最後の最後までしがみつき、双葉を逃がすための“時間”を稼ぎ続けます。
【3】最後の銃声:天へ放たれた銃声
そして最期、ギルバートは天に向けて銃を撃ちます。双葉を守るため、愁二郎に居場所を伝えると共に、英国の家族への思いを込めた最後の銃声です。
蠱毒の後日談:双葉がレイラへ送金する
最終的に勝利を掴み、賞金を手にした双葉。
双葉はギルバートの家族が住んでいる場所を突き止め、妻レイラへ賞金の一部を送金しています。他にも愁二郎の妻やカムイコチャの故郷など、双葉は蟲毒の中で助けてもらって人々へ恩返しを行います。
原作イクサガミにおけるギルバートの対戦リスト
● 化野四蔵の回想シーンの中で、ギルバート 対 参加者(名前の描写無し)|勝者:ギルバート
● 浜松宿を目指す中で、坂巻伝内+他 参加者(名前の描写無し) vs ギルバート+吹き矢男|勝者:ギルバート+吹き矢男
● 同、ギルバート vs 嵯峨愁二郎 |引き分け
●静岡にて、ギルバート vs 日本刀の男 |勝者:ギルバート
●東京を目指す中で、ギルバート vs 貫地谷無骨 |引き分け
●最終決戦、ギルバート vs 岡部幻刀斎 |引き分け
●最終決戦、ギルバート vs 天明刀弥 |勝者:天明刀弥
Netlix版ドラマ イクサガミ シーズン2にギルバートは出るのか
原作版の人気キャラとして「英国出身のギルバート」など海外勢が挙げられており、次シーズンで登場するのかどうかという期待と不安が語られています。
シーズン1の天龍寺でチラッと西洋人らしき人が映っている事もあり、楽しみに待ちたいと思います。
Q&A(よくある疑問)
Q1. ギルバートはどんな人物?
A. 元英国陸軍の軍人で、蠱毒に参加した騎士です。実戦力だけでなく「弱い者を守る」という騎士道を最後まで捨てない姿勢が、物語の中で強く印象に残ります。
Q2. ギルバートの武器と戦い方は?
A. 武器は手斧と刀(ほとんど斧)。怪力とスピードを活かしながら間合いを壊し、密着戦に持ち込むのが特徴です。
Q3. ギルバートはなぜ蠱毒に参加したの?
A. 大きな理由は「故郷と家族を救うため」です。賞金を得て送金する目的に加え、「誇りを取り戻したい」という想いも重なっています。
Q4. ギルバートの最大の見せ場はどこ?
A. 寛永寺黒門前での天明刀弥との戦いです。双葉を逃がす時間を稼ぐために戦い切る姿が、このキャラクターの本質を示します。
Q5. ギルバートの「最後の銃声」って何?
A. 最期に天へ向けて銃を撃ち、居場所を知らせるための一発です。敵を倒すためではなく、思いを繋ぐための合図として描かれ、涙腺を直撃します。
Q6. ギルバートは最終的に生き残る?
A. 生き残りません。寛永寺黒門前の死闘で致命傷を負い、それでも双葉を逃がした上で息絶えます。
まとめ
ギルバートは、剛腕を活かした実戦力(手斧と刀)だけでなく、「騎士道」を最後まで捨てない姿勢で読者の記憶に残り、涙を誘うキャラクターです。
寛永寺黒門前での天明刀弥戦、双葉を逃がすために稼いだ時間、そして最後の銃声。蠱毒の物語に、ほんの少しだけ誇りの光を残して倒れた男でした。
イクサガミには他にも多くの魅力的な登場人物が出てきます、他の登場人物の特徴や最期が知りたければ、原作『イクサガミ』の主要キャラの最期と最終決戦の流れまとめはこちら も参考にしてください。


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