読書マニアの読書メモ:「堀江式」完全無欠の仕事術(堀江貴文著)

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

何かと世の中をお騒がせする堀江さんですが、書籍は面白いんですよね。

マネできるかどうかは別にして、こちらの書籍も備忘を兼ねてメモメモしておきます。

まず第一に、おニャン子クラブやAKBを生み出した秋元さんを例に取り、具体的なアクションは多ければ多いほど良い、とにかく豆鉄砲を討ちまくれと言われています。これはスティーブジョブズのコネクティングドットにも繋がりますが未来に繋がる「点」の母数はとにかく増やせという単純な数の理屈との事です。

その上で「物真似は恥ずかしいという思い込み、無知は捨てるべき」、私も前職でTPP(徹底的にパクってパクれ)を教わりましたが良いものはどんどん取り入れるべ木であるという事を述べられています。

そして、アイデアというものは準備されたものの心に降り立つのだと、した上で天才であれ凡人であれそれは一緒と書かれています。要はちゃんと準備をしていない奴にはアイデアなど、降りてくるわけがないという非常に厳しい指摘です。更には、ご自身がホテル暮らしや友人の家を転々としながら生活していることもあり、所有欲こそが目を曇らせるノイズの最たるものであり、モノにかまける時間とお金は相当なものになってしまう。

ご自身がベースになっているので説得力がありますよね。

私も身につまされる思いになったのがこの一説「クローゼットの中には何年も身に着けていない衣服があるかもしれない。雑貨や記念品も。思い切って捨てよう、だっていらないんだから。」

彼が心がけていることは2つあるそうです。

まず興味をひかれた話題については必ずアウトプットすること。つまりSNSでコメントをつける事。そして、もう1つはジャンルの食わず嫌いをしないということ。この2点、確かに情報発信は凄まじいですが意識されての事なんですね、そしてそれが時に偶発的なひらめきをひきおこすと。

他にも人と会う習慣づけ、楽しく飲み食いする習慣づけ、それもアイデアを手にするための大切な作法なのである。

仕事は徹底的に細切れに・分割する、そしてそのタスクを1つずつ方づけていくシンプルの極み。(隙間時間を利用するため)そして、隙間時間ができれば何を消化するかを決めておく。

意味のある会議とは、参加者各自があらかじめ事案を十分に検討し、あらかじめ情報共有がなされており最短時間で最終合意をはかるような会議。そして、もう1つは顔色をうかがうための会議(姑息ではない)も時には重要。←堀江さんらしくは無いですがこういう考え方もお持ちなのか。

時間をショートカットするためには「ひとに頼る」こと。自分の弱さをさらけ出す事の重要性も示されています。

結構意外な面も見られると共に、自分自身に様々な事をリマインドさせて頂ける書籍でした!

<用語>

ビッグファイブ理論と呼ぶパーソナリティの分類法。構成比率によって性格が決定。「外向性(社交性)」「開放性(探求心や行動力)」「協調性」「誠実性(責任感・勤勉)」「神経症的傾向」

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