読書マニアの読書メモ:心配事の9割は起こらない(枡野俊明著)

心配事の9割は起こらない

書籍の中に書かれていた、気になった事を列挙しておきます。

少しでもピン!ときたら一読をお勧めします。

目次

心を軽くするために

ご先祖様の写真や所縁のお寺や神社のお札でも良いのです。部屋のどこかにそれを置いて合掌する場所にする・場所を創る事。心が重たくなったら、閉塞感を感じたら、その前で静かに手を合わせ、溜まっている思いを全てを吐き出す。 そうすることで、必ず心が前向きに整ってくるのを感じるはずです。

ほんのわずかなスペースでも良いですから、そんな場所があると、心の在り様は一変します。いつまでも辛い思いを引きずったり、悩みを抱えたままでい続ける、ということがなくなるのです。

お墓参り等に行くと心がスッキリした気がするのは近いのでしょうかね?

あるがままでいよう

自分ではどうにもならない事を受け入れましょう、そして受け入れたら、その状況と「共存」できるようになります。あるがまま、そのままの自分が今できる事と向き合えるようになる。

なかなか難しいと思いますが、沖縄の方言である「なんくるなるさ」という感じでしょうかね

散り際・引き際を意識する

戦国一の美女とも言われ、その強靭な精神力は今でも語り継がれる細川ガラシャ。

その彼女の辞世の句が紹介されています

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

とてつもなく強くて寂しくて美しい句だと私も感じました。引き時、譲り時、散り時を心得ている人の生き様は、実に清々しく、あざやかですね。

以上です。

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