MENU

ITコーディネータ試験の勉強法|PGL(プロセスガイドライン)は「ここだけ」覚えれば合格点が狙える

中小企業診断士養成課程ブログ挿入

ITコーディネータ(ITC)の択一試験、情報を探すとだいたい「PGL(プロセスガイドライン)を読め」「過去問を回せ」と書いてあります。…それは正しい。でも、初学者ほどこう思うはずです。

  • どこを読めば点になるの?
  • 暗記量が多すぎて、優先順位がわからない
  • 勉強は50時間必要と言われても、何をどう進めればいいの?

私も択一試験を受験し、2週間(約50時間)の学習で78点でした(合格ライン60点)。
結論から言うと、PGLは全部を理解しようとすると沼ですが、「出る所」があります。

この記事では、PGLを通読したあとに“点数に直結する部分だけ”を拾い上げ、過去問で固めるための手順をまとめました。
「勉強時間はあまり取れないけど、最短で合格点を狙いたい」人向けの作戦メモです。

※試験方式や出題は改定されることがあるので、最終確認は公式情報もあわせてどうぞ。

ITCの全体像(難易度・費用・試験の流れ)を先に整理したい方はこちら:
ITコーディネータの難易度は高い?勉強時間と費用を解説(ITC/ITコーディネーター)

もくじ

結論:合格点を取りにいくなら「PGL×過去問」の2本だけ

やることはシンプルです。

  1. PGLを1回通読して頭の中に“全体地図”を作る(完璧理解は不要)
  2. 暗記対象は「領域名・プロセス名・ステップ名」と「原則(キーワード)」に絞る
  3. 過去問で“問われ方”に慣れて、弱点だけ戻る

教材を増やすより、この2本(PGL+過去問)をやり切る方が圧倒的に正解です。

まず押さえる:ITC択一試験は「PGLの用語テスト」

ITCの択一は、知識の深さというより「PGLで定義された言葉を、正確に覚えているか」が問われます。
だからこそ、全部を理解するより、“ひっかけられる単語”を落とさない方が点になります。

そこに意味はあるのか?という疑問は置いておいて、資格を取得するためと割り切りましょう。

特に狙われやすいのはこのあたりです。

  • 3つの領域(A・B・C)の目的を一言で言えるか
  • プロセス名/ステップ名を混同していないか
  • 原則に頻出するキーワード(価値、全体最適、ステークホルダー、モニタリング&コントロール…)を見分けられるか

最短合格の勉強手順(50時間モデル)

1週目:PGL(プロセスガイドライン)で頭の中に“地図”を作る(15〜20時間)

  • PGLを最初から最後までとにかく1度通読(流し読みでOK)
  • 3領域(A/B/C)の「目的」と、各プロセスの「役割」だけ理解する
  • 「暗記するのはまだ先」と線引きする

いきなり1ページ目から暗記しようとすると泥沼にはまりますので、まずは必ず通読してください。

2週目:暗記+過去問(30〜35時間)

  • 「ここだけ暗記リスト」は丸暗記(当記事の後半でまとめています)
  • 過去問を回して、間違えた論点だけPGLに戻る
  • 直前は“用語の混同”を潰す(ここが一番伸びます)

【最重要】毎回出題される8つの頻出ポイント

1)3領域(A/B/C)の役割は“一言”で言えるようにする

  • A領域(IT経営認識):変革を推進できる組織にする/構想を作る・成熟度を上げる
  • B領域(IT経営実現):変革構想をIT利活用で実現する
  • C領域(共通):関係者の目線を合わせ、プロジェクトを回す(プロジェクトマネジメント/モニタリングとコントロール/コミュニケーション)

2)役割分担(経営者/推進者/支援者)は出る

  • プロジェクトをリードするのは経営者
  • 実践のキーパーソンはIT経営推進者(IT部門のTOPなど)
  • 支援・助言するのがIT経営支援者(ITC)

👉「経営改革の主人公は全従業員」というのもポイントです。

3)プロセス名・ステップ名は「丸暗記」で割り切る

ここが一番しんどいですが、点を落としやすい場所でもあります。
「領域名→プロセス名→(B4だけ)ステップ」という階層を混同しないのがコツです。

4)7つの基本原則は“キーワード”で覚える

丸暗記が理想ですが、時間がない人はキーワードで引けるようにします。

  • 経営者牽引:自分の言葉で動かす(経営者がプロジェクトをリードする)
  • 環境変化洞察:外部変化に敏感
  • IT徹底利活用:ITを前提に変革
  • 戦略実行整合:戦略と実行を揃える
  • 全体最適:部分最適に落ちない
  • 学習と成長:成熟度を上げ続ける
  • 価値創造:最終ユーザーへの提供価値👉最終ユーザへの提供価値というのがポイント

5)SPDLIは“絵”で覚える(必ず出る)

SPDLI(Strategy→Plan→Do→Learning→Innovation)は、用語の並びと意味を押さえます。

6)成熟度を測る4つの視点は暗記

  • IT経営マインド(企業風土(知識を集める仕組み・教育)、意識レベル、変化対応、オープン) ABC全領域
  • IT経営ガバナンス(業務遂行・管理、ROI、コンプラ、マネジメントKPI、KGI) ABC領域
  • ITサービス利活用(企業のITリテラシー、生産性向上等にITが徹底利活用されているか)B領域のみで使う評価
  • IT環境(ヘルプデスク、セキュリティ、BCP等)B領域のみで使う評価

7)ひっかけ注意:「モニタリング&コントロール」が2つある

  • C2(共通領域)としてのモニタリング&コントロール
  • A2(変革マネジメント)の原則としてのモニタリング&コントロール

ここは混乱しやすく、狙われやすいです。

8)セキュリティ(CIA)は落とさない

機密性/完全性/可用性は、基本問題の取りこぼし防止です。

過去問トレーニングはこれ:キーマンズネットの「1日1問」を回す

過去問は“反復”が効きます。おすすめは過去問道場的に使えるキーマンズネットの“1日1問”です。「キーマンズネット」の1日1問(メール配信)で、出題のクセに慣れること。

私もこれとアーカイブ問題を回して、用語の混同を潰しました。

やり方は簡単です。

  1. 1日1問を解く
  2. 間違えたら、その論点だけPGLに戻る
  3. 同じ系統でまた落としたら、暗記カード化(用語+一言定義)

“問題を解く → PGLに戻る”の往復で、短時間でも点が伸びます。

よくある詰まりポイント(初心者がハマるところ)

PGL(プロセスガイドライン)が読みにくい問題

PGLは重要ポイントが親切にまとまっていないので、全部を理解しようとすると時間が溶けます。
この記事のリスト(領域・プロセス・原則・キーワード)を先に押さえてから読むと、読みやすさが上がります。

C領域はイメージしやすいのでA領域/B領域の理解に時間を使う

業務経験がある人ほどCは理解しやすい一方、A/Bは抽象度が高くて慣れが必要です。手っ取り早くCを追われせてしまって、A/Bに時間を割くのがポイントです。

FAQ(よくある質問)

Q. ITコーディネータ試験の勉強時間はどれくらい必要?

筆記の目安は50時間。短期集中なら2週間でも現実的です。私も平日2時間・休日4時間のペースで約2週間でした。

Q. 勉強方法は「PGLを読む」だけで足りますか?

読むだけだと点になりにくいです。
「ここだけ暗記」→「過去問」→「間違えた箇所だけPGLに戻る」を繰り返すやり方が最短です。

Q. ケース研修は落ちますか?

出席とレポートをきちんとやれば、基本的に落ちるものではありません(ただし取り組みは真面目に)。

まとめ

  • ITC択一は、PGL(プロセスガイドライン)の用語と構造を“正確に”押さえるテスト
  • 暗記は「領域名・プロセス名・(B4の)ステップ名」+「原則のキーワード」に絞る
  • 勉強時間の目安は50時間。短期集中でも合格点は狙える
  • 過去問道場は、キーマンズネットの1日1問が使いやすい
  • 仕上げは「用語の混同」を潰す(ここが一番伸びる)

あわせて、ITCの全体像(難易度・費用・試験の流れ)を先に整理したい方は、こちらも参考にどうぞ。
ITコーディネータの難易度は高い?勉強時間と費用を解説(ITC/ITコーディネーター)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


もくじ