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ITコーディネータの難易度は高い?勉強時間と費用を解説(ITC/ITコーディネーター)

中小企業診断士養成課程ブログ挿入

ITコーディネータ(ITC)を調べる人が、最初に知りたいのはだいたいこの3つです。

・難易度は高い?合格できるレベル感は?
・勉強時間はどれくらい必要?
・費用は総額いくらかかる?

ITCは、ITスキルそのものよりも「経営の視点で、ITをどう使って課題を解くか」を重視する実務派の資格です。そのため、プログラミングが得意かどうかより、業務改善やマネジメントの経験がある人のほうが理解しやすい場面もあります。

この記事では、ITコーディネータの難易度・勉強時間の目安・費用感・試験(択一+ケース研修)の流れを、実体験も交えてまとめます。

※試験方式や費用は改定されることがあるため、最終的には公式情報もあわせてご確認ください。

(補足:勉強の“手順”、テストで覚えるべきことだけを最短で知りたい方へ)
択一試験の具体的な勉強方法(PGL×過去問の回し方)は、別記事で詳しくまとめています:
ITコーディネータ試験はここだけ覚えれば誰でも合格できる!

もくじ

結論:ITコーディネータの難易度は「超難関ではない」が、準備は必要

ITコーディネータ試験の難易度は、いわゆる超難関資格というレベルではありません。いっぽうで、抽象的な概念や慣れない用語も多く、ノー勉で受かるタイプでもないです。

学習時間の目安は、一般的に「択一試験で約50時間」とされます。
私自身も、平日2時間・休日4時間のペースで約2週間(合計50時間ほど)学習し、78点で合格しました(合格ラインは60点)。

ITコーディネータ(ITC)とは何をする資格?

ITコーディネータの使命は、IT導入そのものを目的にせず、「経営者の視点に立ち、企業の成長と持続可能性のためにITを戦略的に活用すること」です。

たとえばシステム導入を考える場面でも、ただツールを入れるのではなく、
「その業務、本当にITが必要か?」
「業務改善や仕組みの見直しで解決できないか?」
という視点を持ち続けることが重要になります。

つまりITCは、“ITに詳しい人”というより、経営課題を整理し、関係者を巻き込み、現場が動く形に落とし込む人に近い資格です。

他資格(ITパスポート等)との違い

ITコーディネータの受験者数は近年徐々に増えており、資格保有者はすでに7,000名を超えています。今後のIT・DX推進の流れを考えると、ますます注目度が高まることが予想される資格です。

同じIT関連の資格で、よく比較対象となるものには、以下のようなものがあります:

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • MOS(Microsoft Office Specialist)

ITパスポートや基本情報などは、IT知識・技術寄りの理解が中心です。

一方でITコーディネータは、技術用語やプログラミングの知識が主役ではなく、経営戦略・組織運営・業務改善といった「経営視点」が中心になります。

そのため、ITコーディネータは現場改善やマネジメント経験がある方、経営企画・管理部門の方、また中小企業支援に興味がある方とは相性が良いです。

試験の全体像:択一(筆記)+ケース研修の2本立て

ITコーディネータ資格は、「択一式の筆記試験」と「ケース研修」の2つで構成されます。
どちらも性格が違うので、最初に全体像を押さえておくと迷いません。

択一式筆記試験(CBT)

筆記試験はCBT方式(PCで受験)で、120分間のマルチチョイス形式です。
出題の中心は『IT経営推進プロセスガイドライン(PGL)』で、対策の軸は「PGLの理解・暗記」と「過去問演習」になります。

ケース研修(グループワーク中心)

ケース研修は、仮想企業の課題に対して「ITをどう経営に活かすか」を検討する、ディスカッションとアウトプット中心の研修です。

最初に作る「変革構想書」は最後まで使う重要資料なので、初日から丁寧に作り込むのがおすすめです。
出席とレポート提出をきちんと行えば、基本的に落ちるものではありません。

勉強時間の目安と、初心者が詰まりやすいポイント

目安は50時間ですが、体感としては「IT知識より、抽象度の高い言葉に慣れる時間」が必要になります。
逆に言えば、やることを絞れば短期集中でも十分に合格は狙えます。

おすすめの考え方はこれです。

  • 最初に全体像(プロセスの流れ)だけつかむ
  • その後はPGLで「原則」「キーワード」を軸に覚える
  • 仕上げは過去問で“問われ方”に慣れる

※具体的な手順(どこを覚えるか/回し方)は、対策記事(itctest)で具体的に記載しております。

費用はいくら?取得費用と維持コストの目安

ITコーディネータは、受験料だけでなくケース研修・登録費用も含めてコストがかかります。
ここでは「目安」を整理します(※改定の可能性があるため最新は公式でご確認ください)。

取得まで(イニシャル費用)の目安

  • 択一試験 19,800円
  • ケース研修 220,000円
  • 資格認定・登録料 22,000円
  • 合計 約26万円

維持(ランニングコスト)の目安

資格更新登録料(毎年)22,000円/年、加えてフォローアップ研修などが必要になります。
3年間で約10万円程度が目安、というイメージです。

「安くはないけれど、実務研修込みで学びが深い」というのが個人的な所感です。

ITコーディネータは仕事に活きる?活躍フィールドと将来性

ITコーディネータは、社内(情報システム・経営企画)だけでなく、中小企業支援や研修・セミナーなどでも活用されることがあります。

ただし資格単独でいきなり独立できる、というよりは、「既存の専門性にIT×経営の視点を足して差別化する」使い方が現実的です。

FAQ(よくある質問)

Q. ITコーディネータは誰に向いていますか?

A. ITそのものより「経営課題の整理」「業務改善」「関係者調整」に関心がある方に向きます。経営企画やマネジメント経験がある人は特に相性が良いです。

Q. プログラミングスキルは必要ですか?

A. 基本的に不要です。技術の暗記より、「ITをどう経営に活かすか」が中心です。

Q. IT初心者でも合格できますか?

A. 可能です。学習時間の目安は50時間前後で、短期集中でも合格は狙えます(ただし準備は必要)。

Q. 資格取得後の仕事に直結しますか?

A. 直結するケースもありますが、資格単独での効果というより、既存の経験(診断士・現場改善・開発経験など)と組み合わせて活きやすいです。

まとめ

ITコーディネータ(ITC)は、IT知識そのものより「経営視点でITを使って課題を解く」ことを重視する実務派の資格です。

難易度は超難関ではありませんが、抽象的な用語に慣れるための準備は必要。目安50時間ほどの学習で、短期集中でも十分に合格は狙えます。費用は取得まで約26万円+維持費がかかるため、費用感まで含めて検討すると安心です。

「勉強方法だけ最短で知りたい」方は、ここだけ覚えたら合格できる記事もあわせてどうぞ。

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