【2025年版】サクサク読めるおすすめの短編小説35選

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邪馬台国はどこですか(鯨統一郎著)

邪馬台国は確かにそこにあったかもしれない!と思える1冊

ありえないと思うんですけど‥

近畿でも九州でもなく、ひょっとするとそこに邪馬台国があったかも知れない

と思わせる表題作などの短編集。

◆ブッダは悟っていなかった

◆聖徳太子の正体

かなりギリギリの所も攻めていますが、時間つぶしには最高。BARや居酒屋で豆知識として誰からから聞いたら、相当面白いだろうなと感じる話のオンパレード

雪沼とその周辺(堀江敏幸著)

静謐な空気が流れる短編集

タイトル通り、淡々と静かに進む 短編集。

最後の短編の解釈が難しく、評価が分かれるようですが私は面白かった。

永い間、ボウリング場を営んできたオーナー。最後の営業日にやってきた若い男女2人に「ラストゲーム」を提案する話。身体が数センチでも傾いていると気になって仕方がない男の話。

1つ1つの話が深い。

ボッコちゃん(星新一著)

ショートショートの大傑作と言っても誰も文句を言わないでしょう

「世にも奇妙な物語」が好きな方は必読の1冊。

1970年頃の作品なのに2023年現在も全く色あせないショートショートの数々。(たまに「え、もう終わり?」という作品もありますがそれもナイス)

「ボッコちゃん」「おーい、でてこーい」「ねらわれた星」などの名作が次から次へと登場する宝箱のような短編集。

1つの話の2~3ページで終わるので、

子供を読書に目覚めさせたい方や読書初心者にも超おすすめ。

李陵・山月記(中島敦著)

中学生ごろから、その格調に惚れこみ、一体何回読んだか分からない作品。人生のゴールが何となく見えてくる中で再読しました。

『臆病な自尊心 尊大な羞恥心 それゆえ切磋琢磨をしなかった怠惰』。私の心を斜め60度位からグサグサと刺してきはるわー。がんばろう。そして、こちらはなんとデビュー作

宵待草夜情(連城三紀彦著)

相当濃いものを1冊ぶっこんでおきます。

サディズム・マゾヒズム・エロティシズム・当時の時代・男と女・玉石混合の色気に満ちたミステリー短編集です。とにかく濃い! 濃厚すぎる。脳みそおかしくなりますが、文章から滲みでてくる覇気と中身もすごい… まいりました。覚悟して世界におはいりくださいませ!

最後に

本日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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