とにかく情報が取れない中小企業診断士の診断士養成課程。
受験前に私が最も気になったのは『人』、いったいどんな人が通っているのだろう?でした。
あまりにも優秀過ぎると付いていくだけで精一杯になりそうだし、逆なら時間とお金の無駄になりそう。
同じような不安・悩み・疑問を抱える皆様に向け、この記事では
中小企業診断士養成課程っていったいどのような人が通っているのだろう?
と不安や疑問をお持ちの方に向けて記事化しております。
今回も同じ大学院に通う仲間に、
なぜ、中小企業診断士の養成課程を目指そうと思ったの?勉強時間はどれくらい?など
をインタビューしたのでご参考にして頂ければと思います。
中小企業診断士養成課程に通う仲間(40代男性)の場合
13人目、Mさんの人物像(得意分野やキャラクター)
数少ないグローバル畑の1人。
曖昧な事やいい加減な対応を由とせず、先生が相手でも「結局何をすれば良いのか」など、
ロジカルにピシッと指摘頂ける心強い仲間です。
『Switch版ゼルダの伝説』に購入に迷われた際、「教えて欲しいポイントがあります」という
メッセージを頂いたのですがその論点の正確さにビビってしまいました。笑
今回は『なぜ診断士を目指そうと思ったか」に関して、
Mさんの人となりが分かる面白いストーリーを頂きましたので早めに次の節に進みます!
なぜ中小企業診断士の資格を取ろうと思われたのですか?
アフリカで仕事がしたいと思い、色々探し回られた結果として診断士にたどり着かれたそうです。
ここからは、ご本人の文章を借りますが濃い経歴、めちゃくちゃ面白いです。
——————–ご本人より——————–
所属会社が推進するCSR活動の一貫として『JICAの青年海外協力隊』の募集がありました。
制度としては現職派遣。
会社を辞めずに2年間、現地へ派遣される制度(基本給だけは支給)です。
昔からバックパッカーとして海外を旅し、仕事から逃亡したかった29歳。
迷うことなく応募しました。
協力隊の面接時でもハッタリをかまして合格、英語圏のバヌアツかパプアニューギニアを希望しました。
拒否もできましたが海外で暮らせるワクワクには勝てず訪アフリカを決意しました。
現地での職種名は「村落開発普及員」。
セネガルの農村部で、ノルマも目標も無い中、
乾季の野菜栽培を村に広げるというミッションを自ら掲げ、セネガル中の村々をバイクで回りながら
結果は様々でしたが、バイクで2年間で通算1万キロ位色んな村を回って自由な生活、
楽しすぎる生活でした。
日本に復帰後はドメスティックな仕事になじめず苦しみましたが、
グループ企業の方から声をかけて頂き、現在は大好きなグローバルを相手に業務を行っています。
しかしながら、何をやっていてもアフリカの大地・セネガルのことがよぎります。
何かの形で仕事にできないかと考える中、
「開発コンサルタント」という仕事があると知り、それを目指そうと決めました。
必須とされる英語や修士学位も取得し、そろそろと踏み出そうかなと考えていた最中、
現地で活かす事ができる『核』となるスキルが無いことに気づきました。
これまでのサラリーマン経験(営業事務)をアフリカで活かすには??と考えながら、
見つけた資格が中小企業診断士!
診断士をベースに開発コンサルタントとして働かれている方もいると知り、資格を目指すことにしました。
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きっちりと準備(英語・修士学位)を進めながら肝心の核が無い事に気付く‥
バリバリにきっちりとされているようで少し天然が入るMさんぽくて素敵なストーリー。
将来的に確実にアフリカに行かれますね。
『夢大きく』の体現者で、資格取得が目的化していない尊敬できる仲間。
どのように中小企業診断士の資格勉強をされたのですか?
TACのテキスト・問題集・過去問を使われたそうです。
1回目の全科目合格は3年目。
2次試験は全く考えておらず、いきなり養成課程を狙うも面接試験で敢え無く失敗。
翌年挑戦するも同様に不合格。
次のターン、2回目の全科目合格を果たした際には、2次試験も視野に入れ予備校(KEC)に通われていたそうです。
KECは完全オフラインで先生も強烈。
ただ、座学でだけではなくディスカッションもあり非常に良かったとの事。
しかし、残念ながら結局2次試験は失敗。
失意の中ではありましたが、これまでの失敗も活かし、大学院に合格されました。
最後に
セネガルのネタが面白いので本人の文章も借りながら長くなりましたが、
趣味とされているマラソンの話だったり、
奥様側の親族がやられている『みかん農園』の美味しすぎる『みかん』の話だったり、
間違えて寝る用の服で大学院に来た話だったり、マラソンを走れば3時間切り、
書きたい事が山ほどありますがこの辺で。
一緒に卒業するのが楽しみです!
14人目はどなたにしようかなー。
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