中小企業診断士養成課程の実務実習に関しては、以前、概要を記載しました。
その後「お問い合わせ」から2、3問い合わせを頂戴しましたので新しい記事を書きました。
中小企業診断士養成課程の実務実習について『具体的な内容』を知りたいな
と思われている方に向けて記載させて頂きます。
概要を書いた記事は↓↓↓ あわせてご覧ください。

当然ですが実習先の名称は分からない形で、少しだけ具体的に記載させて頂きます。
中小企業診断士 養成課程 実習の回数とチーム編成

我々の中小企業診断士養成課程 大学院では、
2年間で合計5回の実務実習があります(1年目2回・2年目3回)
中小企業大学校では合計3回、学校によって回数に違いあるのかも知れません。
我々の場合、出席番号順にA班とB班に分かれて最初の1年で2回の実習を受け、その後、諸々の要素が考慮されながらシャッフルして新A班と新B班で計3回の実習を受けます。
長い時間を一緒に過ごすと、人間なのでどうしても合う人と合わない人が出てきます。
だからかどうかは分かりませんが、チーム再編成時には「誰と一緒になりたいか」と言うヒアリングもありました。
実習がはじまると班長と副班長と機能別担当(営業・マケ・財務・人組織等)を決め、別記事でも書きましたが1回目の班長は桁違いにしんどいと思うのでよほどの意思がなければ避けた方が無難かと思います。
ちなみにMYチームの記念すべき1回目の班長はブログ記事にも書かせて頂きました、
【6人目は猛進の武道家(四国から通学する漢)】です。

1回目の実習は外食業界
郊外を中心に、複数の立地で店舗運営されている美味しい中華料理店。
初めての実習でみんなドキドキしていましたが、外食と言う業種のおかげか、チーム全員のテンションも高く非常に楽しい(個人的に)実習でした。
私自身は「マーケティング」担当だったのでベタではありますがデジマケに加え、比較的安価なバスの放送広告とバス停ジャック広告の様な提案を行いました。
※1回目は「改善」がメインであったため全体戦略と言うよりは個別の課題解決といった実習でした。
2回目の実習は製造業
職人さんの技術力が魅力の会社でした。
現在、(日本の宝とも言われる)金型づくりの職人さんが減少しているようで、想像以上に大きな需要が存在する業界でした。
このような町工場で作られた「モノ」が宇宙にまで行っているのだなーと考えながらの工場見学は最高の時間。
必要以上に現場の職人さんとも話(半分は直接実習とは関係ない)をしてしまいました。
こういった雑談に本質が見えてくることもあるので私は積極的に雑談をします。
私は戦略担当でしたが、伸長分野(医療・宇宙)への積極進出や技術力を活かしたフィギュア展開等も提案。(どうしても大好きな販路拡大策・マーケティング策に偏ってしまうなと反省しました)
3回目の実習は建築業
業界知識はメンバー1名しか知見がなく、苦戦が予想されました。
しかしながら、何でも話をしてくれる社長と専務が非常に魅力的で、社員の皆様も会社の事が大好き。
私たちもすぐに該当企業のファンになりました。
建設業はゼネコンを元請けとした超多層階構造と圧倒的な職人不足が課題です。(逆に言うと、人さえいれば幾らでも今は仕事がある状態)
今回は人組織パートの中で「採用」を担当したので、欲しい人材の明確化や採用手法の拡大(高校や専門学校とのコネクションづくり)、最後にはその社員ロイヤリティの強さを活かし、少し飛んだ提案ですが「「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を取りに行こうで終わりました。
専務とは年齢も近く、今でも仲良くさせて頂いております。
4回目の実習はシステム開発業
業界の多階層構造や人手不足と言う観点では3回目の実習先である建築業にそっくり。
今回もマーケティングを担当しました。
B2Cのマーケティングは相当実績で鍛えていますが、今回はB2Bビジネスであり業界知識も皆無。
過去の経験はなかなか使えなかったので原点回帰し、フレームワーク中心の提案にしました。
外部分析・内部分析からSTP、4C(マーケティングミックス)と基本に忠実に提案。
最後には提案プレゼンテーション全てのページに対してフィードバックまで頂きました。
まとめ(実習はしんどいけど楽しい)

実習でグループワークをしていると考え方の違いから衝突する事もあります。
しかし、全員のベクトルは同じ(診断士資格を取ってスタート地点に立つ)なので非常に楽しいワークです。
様々な業界の社長と知り合え、勉強できる最高の時間。
先生のスタイルもそれぞれで、一緒に議論をする方もいれば、最後に一言スタイルの方も。
頂いたお問い合わせは実習を警戒するものでしたが、私にとっては楽しい時間です。
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