この記事は、養成課程で中小企業診断士を狙う方に向けて書いています。
中小企業診断士の養成課程って働きながらでも本当に通えるの?
300万円近いお金を払って退学になったらどうしよ‥
優秀な方が多いのか?落ちこぼれないかな?
と不安に思われている方にぜ読んで頂きたいなと思います。
(まさに2023年現在、私は働きながら・介護しながら・子育てしながら通学中です)
中小企業診断士 養成課程の離脱率(笑)
自分自身の大学院はもちろん、関東エリアに立地する他の学生(全員が働きながらです)とも話してみました。
結果として「MBA(論文を書かなければならない)」等の中小企業診断士以外のおまけは、
「時間不足」を理由に取れない場合もあるようですが、
診断士資格に限るとよっぽどの事がない限り、脱落者はいません。
(例えば、遠隔地への転勤など)
私が通っている大学院でも過去誰1人リタイヤしていないと聞いています。
※2023/2 追記
某平日午前に授業を行っている大学院では、
学校は違いますが、
学生の中には飛行機で通学された方、
新幹線で通学された方、
海外を飛び回りながら参加した方、
夜行バスを使われた方などなど‥
皆、それぞれの環境の中で前向きに通学を実現されております。
あまり具体的に言うのはどうかと思うので…ぼかして表現しますが、
とにかく卒業させるために、大学院側もできる事は全てやってくれる
ものだと考えてください。
入学前の説明会では〇回欠席したらダメとか、
国からの指示により授業は全て対面で行うなどの説明でしたが、
入学してみると全く違い、体調不良ならオンラインや補講などもありましたよ。
社会人と学生の2重生活で良かった事
子供と遊んだり、
ゲームをしたり、
本を読んだりと言う自由な時間が無くなる事は辛いな、
と入学前は考えていました。
ただ、実際に入ってみるとそれを補って余りある「良かった事」がありますのでそちらを述べたいと思います。
人生で全く接点のなかった方々との議論・交流ができること
最初に述べたいのは、
長い社会人生活で全く接点のなかった業種・業態、
養成課程の授業は座学よりもグループディスカッションがメインになります。
常にチームメンバーを入れ替えながら、
徹底的に議論し、結論を導き、発表するというルーティンを幾度となく繰り返します。
商社で働く方・学校で働かれている方・自営業をされている方・フリーランスの方、
などなど人生であまり接点のなかった方達と
直接ディスカッションを重ねられる時間は最高の贅沢だと思います。
早寝早起など良い習慣が(半ば強制的に)身に付くこと
最初は辛いかも知れませんが、早寝早起きが習慣になります。
私の場合、平日は遅くまでお酒を飲み、
休日はだらだらとテレビを見たりゲームをしたり‥
でしたが大学院に通うようになって生活が良い意味で安定しました。
でそこを乗り切ればリズムができ、
読書の時間・ゲームの時間・子供との時間も十分に持つ事ができます。
(逆に今まではいったい何をしていたのかが分からなくなります)
学割が効き、大人になった今だからこそ色々な事が安くできる事
学生時代に学割を意識したことは「電車の定期券」くらいでしたが、
私はパッと思いつくだけでもAmazon primeの学割(半額)
美術館、ボーリング、カラオケ、そして当然ですが定期券にも活用しました。
最初は出すことに少し抵抗がありましたが、使えば使うほど便利です。
ひょっとすると新幹線の学生割引も使えたのかも知れません(また聞き)
50回以上は乗っているので‥もったいないことしたなー
先月(2023年2月)、
1年間の振り返りという授業があったのですが、みな口をそろえていたのが
会社だけに縛られる事がなくなり気持ちが強くなった
会社で辛いことがあっても大学院で切り替えられる
という事で、これはすごく私も分かります。
会社以外の場所(それも未来に繋がる場所)を持てる事は、
時間は無くても心にゆとりができると思います。
最後に、
あまり大きな声では言えませんが‥私の含めて通っている人はみんな標準的なサラリーマンです。
育児や介護につとめながら、会社では板挟みでずたぼろな仲間たち
(いわゆる「ヤバい」くらい優秀な方は1人・2人です)
次の記事では、授業内容や実習内容(これが不安だと思います)について書いていければと思います。
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