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中小企業診断士 養成課程の倍率は?目安・難易度・学校ごとの見方を解説

中小企業診断士養成課程_倍率

中小企業診断士の養成課程を調べると、「倍率10倍」「ほぼ受からない」など、古い情報や憶測が混ざっていて不安になります。

私は2023年に養成課程を修了し、在学中に他校の受講生ともつながりを作って、説明会や入学後に聞いた話を整理しました。
この記事では、倍率の目安を結論から示したうえで、学校ごとに倍率をどう見ればいいか、準備の優先順位までまとめます。

この記事でわかること
・養成課程の倍率の目安(どこを「倍率」と呼ぶか)
・倍率が公表されにくい理由と、数字の読み方
・「何回目が有利?」の考え方(運ではなく準備次第)
・出願前にやるべきこと(研究計画書/面接・グループディスカッション対策)

もくじ

結論:書類通過後の倍率は「3〜4倍」が目安(体感で2〜3倍になることも)

私が在学中に集めた範囲では、養成課程の倍率は、書類審査を通過してから最終合格まででおよそ3〜4倍がひとつの目安です。

ただし、実際の場では辞退者(2次試験合格で進路変更する人など)も出るため、2〜3倍に落ち着くケースもあります。

ここで大事なのは、「倍率」という言葉の指す範囲がバラバラになりやすい点です。
出願数÷合格者数を倍率と呼ぶ人もいれば、書類通過後(面接・グループワーク参加者)÷合格者数を倍率と言う人もいます。この記事では、受験者が最も知りたい「面接の場で勝ち残る難易度」に近い、書類通過後の倍率を中心に扱います。

👉倍率の次に気になるのは、面接で何を聞かれるかだと思います。質問傾向と対策は別記事にまとめました。
リンク先: https://smec.blog/smec/yousei-mensetsu/

なぜ養成課程の倍率は“数字がズレる”のか

養成課程は学校ごとに選考の見え方が違い、公式に倍率をはっきり出さないことも多いです。ズレが生まれる主な理由は3つあります。

  1. 書類で落ちる人/面接で落ちる人が混ざる
    書類通過者だけが面接に進む学校もあれば、課題提出や面談が先に入るところもあります。
  2. 辞退が一定数出る
    養成課程と「2次試験」を並走させている人も少なくなく、合格後に進路変更が起こりえます。
  3. 定員・日程が複数パターン
    複数回の選考日程がある場合、回ごとに応募が偏ります。結果、同じ年度でも“見かけの倍率”がブレます。

だからこそ、ネットで単発の数字を見て一喜一憂するより、倍率を「どう読むか」を押さえたほうが、受験判断に効きます。

倍率の見方は「2つ」に分けると迷わない

養成課程の受験は、大きく分けて次の3段階です。

  1. 書類選考(研究計画書・志望理由など)
  2. 面接+グループワーク/グループディスカッション

倍率を読むときは、最低でも「どの段階の倍率なのか」を自分の中で揃えておくと、情報が整理できます。

学校ごとの“倍率”は、数字より「前提条件」を見る

東洋大学・城西国際大学・千葉商科大学・日本マンパワーなど、養成課程実施校として名前が挙がりやすい学校でも、単純な倍率比較は難しいです。見るべきは倍率そのものより、次の前提です。

・募集定員
・書類選考の比重(=研究計画書の重さ)
・面接で問われるもの(志望動機の深さ、実務経験の棚卸し)
・グループディスカッション等の形式(発言量よりも合意形成力が見られる場合もある)

同じ「倍率3倍」でも、研究計画書でふるいにかける学校と、GDで差がつく学校では準備の仕方が変わります。倍率の数字だけ追うと、不要な不安に苛まれることも。

「面接は何回目が有利?」は、結論:準備の完成度がすべて

受験者ブログなどで「最初が有利」と書かれているのを見かけますが、今はそれだけで判断しないほうが安全です。
むしろ、初回に応募が集中し、結果として競争が濃くなるケースもあります。

私の実感として言えるのはひとつだけで、何回目が有利かより「その日に自分の準備が仕上がっているか」が合否に直結します。
研究計画書の軸が固まり、面接で話す経験の棚卸しができ、GDの基本動作(結論→理由→具体例)が回る状態になってから受ける。そのほうが、倍率の波に飲まれません。

「面接は何回目が有利?」は、結論:準備がすべて

受験者ブログなどで「最初が有利」と書かれているのを見かけますが、今はそれだけで判断しないほうが安全です。
むしろ、初回に応募が集中し、結果として競争が濃くなるケースもあります。

私の実感として言えるのはひとつだけで、何回目が有利かより「その日に自分の準備が仕上がっているか」が合否に直結します。

研究計画書の軸が固まり、面接で話す経験の棚卸しができ、グループディスカッションの基本動作が身についてから受ける。そのほうが、波に飲まれないと考えます。

卒業生からのアドバイス:この4つは必ず押さえておく

1) 説明会には必ず参加する

説明会は事務連絡の場に見えますが、最後の質疑応答にヒントが落ちています。
研究計画書の観点、面接のポイント、グループディスカッションの候補テーマなど、公開情報では拾えない“出題範囲”がにじむことがあります。

2) 教授面談・事前面談があるなら申し込む

任意扱いでも、申し込めるなら行く価値があります。
顔が見える状態で志望動機を話しておくと、その後の書類・面接の精度が上がります(質問の方向性も掴めます)。

大学院によっては「ずばり選考会を兼ねているのでは」と感じる面談もありました。

3) 大学院系は研究計画書が最重要(ここで落ちる)

大学院系の養成課程は、MBA取得や論文が絡むこともあり、研究計画書の完成度が合否を左右します。
先に型を作ってから面接対策に進むと、話がブレません。

「研究計画書は、まず“型”を作るのが近道です。おすすめ本と書き方の手順はこちらに整理しました。」
リンク先: https://smec.blog/smec/yousei-kenkyu-keikakusho/

4) 大学院を受ける場合はアカデミックポリシーや創業者の声を見ておくこと

大学院側もなぜこの大学院を選んだのかを重視しています。就職活動に例えると、経営理念やミッションビジョンバリューも知らないまま面接に臨むイメージになります。

盲点になりがちなので注意ください。

関連記事(この2本だけ先に読めば、準備が早い)

・面接・グループディスカッションの質問傾向と対策
https://smec.blog/smec/yousei-mensetsu/

・研究計画書の作り方(おすすめ本含む)
https://smec.blog/smec/yousei-kenkyu-keikakusho/

まとめ

・養成課程の倍率は、書類通過後で3〜4倍が目安(体感2〜3倍になることも)
・倍率は「どの段階の倍率か」を揃えて見る
・学校ごとの違いは、倍率よりも選考の前提(書類比重/GD形式)を見る
・「何回目が有利?」より、準備の完成度を上げる
・事前説明会と事前面談は積極参加し、研究計画書を早めに固めると合格に近づく

以上、少しでも中小企業診断士養成課程にチャレンジする皆様のヒントになればと思います。

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