「中小企業診断士になりたいけれど、2次試験が難しそう」と感じていませんか?
そんな方にお勧めしたいのが「中小企業診断士 養成課程」。あの運ゲームとも言える2次試験が免除となって資格を取得できるだけでなく、実践的な学びと人脈づくりのチャンスが得られます。
本記事では、養成課程の仕組み・メリット・注意点・体験談までを分かりやすく解説します。
<私は未読ですが、こんな書籍もあるようです。情報戦なのでご参考に>
中小企業診断士「養成課程」とは?
中小企業診断士の資格は、通常「1次試験・2次試験・実務補習」を経て取得します。
しかし、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)や、指定の大学院・専門学校が実施する「養成課程」を修了すれば、2次試験が免除される特別ルートが存在します。
実践重視のカリキュラムの中で、実際の中小企業に対してコンサルティング演習を行いながら、即戦力としてのスキルを磨いていくのが特徴です。
養成課程を選択するメリット
最も大きなメリットは、「修了すれば確実に資格が得られること」です。
また、受講生の多くが口をそろえて挙げるのが次の2点です。
- 実務家講師や同期との強固なネットワークが築ける
- 企業支援の現場で学ぶ実践的スキルが身につく
養成課程の講義では現役診断士・経営者・大学教授など多彩な講師陣から直接指導を受けます。
そのため、在学中から人脈が自然と広がり、卒業後の独立・転職・副業にも大きなアドバンテージになります。
養成課程のデメリットと注意点
一方で、次のようなハードルも存在します。
- 費用が高額(約300万円):ただし補助金利用で半額程度に抑えられる場合も
- 時間的拘束が大きい:平日の夜間や土日に授業が行われます、1〜2年間はほぼ休みなし
- 入学倍率が高い(3〜4倍程度)
つまり、「本気で学びたい人」だけが生き残る環境です。
仕事や家庭の理解を得ながら、覚悟をもって挑む必要があります。
養成課程を選んだ理由(体験談)
私がこのルートを選んだ最大の理由は、2次試験に合格する自信がなかったこと。
中小企業診断士の2次試験は回答例も非公開で、何をどう改善すべきかが全く見えません。
「努力しても方向が合っているか分からない」という不安が強く、実践で確実に力をつける方を選びました。
さらに、コンサル経験や人脈がなかった自分にとって、養成課程の実務教育とネットワーク形成は大きな魅力でした。同期・教授・企業経営者との出会いが、その後、独立業務の基盤となりました。
もちろん、1〜2年の間は家族の支えが欠かせません。私の場合も「やれるだけやってみたら」という家族の後押しがあり、無事修了できました。結果として「ペーパーテスト以上の経験」を得られたと思います。
最後に、養成課程はどんな人に向いている?
- 試験勉強より実践を通して学びたい人
- 人脈づくりや独立準備を重視する人(企業内診断士にとどまりたくない人)
- 長期間でも集中して取り組める環境がある人
これらに当てはまる方にとって、養成課程は非常に有効な選択肢です。
今後は、各大学院・中小機構の違いやおすすめ課程の比較記事も追加していきます。
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