今回の記事は、「人事マネジメント」講義に続く第2弾で「財務会計」です。
恥ずかしながら養成課程メンバー内で「財務会計」偏差値は50は絶対に無いと思います。
間違いなく、もっとも苦労した科目ですが教科書的な中身だけではなく実務に近い授業だったので
非常に勉強になりました!
中小企業診断士養成課程の講義(財務会計)はどのような内容なのだろう
講義以外の課題はどれくらいの分量が出るんだろう
と疑問を持たれている方に読んで頂ければ嬉しいです。
中小企業診断士 養成課程(財務会計)の講師について
前回の人事マネジメント講義記事でも書きましたが中小企業診断養成課程に入学するまで、
大学教授が講師を務められるのではないか‥と非常に不安(失礼ながら)を感じていました。
※実務ベースバリバリの講義を受け、議論がしたい。
財務会計に関しても、座学が中心とはいえ「完全実務ベース」の講義でした。
経営分析やPL/BS/CSなどは読めるという前提で授業が進むので私には非常にきつかったですが、
初級編としてBEPや余剰在庫がPLに与える影響などから講義が始まり、
徐々に知らなかった世界へ踏み込んでいきます。
同期にも金融業界で働く仲間がいますが、その方を、そして金融分野で働く方をリスペクトする
気持ちが芽生えただけでもこの講義を受けて良かったと思ってます。
中小企業診断士養成課程の講義内容について(財務会計)
財務会計の講義は全ての講義の基礎になるため、養成課程がじまって最初のカリキュラムの1つ。
他にコミュニケーションや経営戦略(基礎)や人事マネジメントが並行で走るため、最初の2ヵ月が
本当にきつかった・・・
特に私の場合は養成課程がはじまってからすぐに引越し、
それから3か月後に転職、
そして元から続けていた介護と育児が重なりに重なってえらい目にあっただけで同期の中には
全然しんどくもなかったという方もおります。
授業は最初に、中小企業診断士養成課程は1次だけは通過しているんだからその前提で行くとカツを入れられました。
習ったことで印象的なものをキーワードだけ、(どこかでそれぞれ記事化しようかな)
・まずは一丁目一番地として「指標分析」 ※今でも分子分母がわからなくなるんだよな…
・「ROE」
・「収支ズレ(運転資本)」 ※これも頭がぐっちゃぐちゃになるんだよな…
・「マネーロンダリング」
・「実態債務超過(中小企業の場合はオーナー資産との合算でみる重要性)」※新しい観点
・「在庫管理と在庫増減で注意すべきこと」
・「資金繰り」
・「キャッシュコンバージョンサイクル」 ※言葉だけしってたけどこういう事か!
・「ROIC」
・「経営者保証」※新しい観点
・「現在価値とWACC」 ※実務経験があるのでここは楽
等、9割は地獄でしたがこの程度は診断士としてもベースになるようです。
そして、知識以外にも診断士としての心構えのようなものを指導頂き終了です。
私もたまに言葉が荒くなるので↓こういう細かいアドバイスは有難い。
財務会計講義の課題(宿題)分量について
実際の計数を見て、数字を作って来るという課題が多く出されました。
そこまで難しいものはなく、個人ワークで作ってきた資料を授業冒頭にチームで共有し、
代表者が発表 その後 質疑応答 というスタイルでした。
財務会計の講義外課題に費やした時間は1~2時間程度/週になります。
(確か人事マネジメント同様、毎週課題が出たな・・)
かなりバクっとした講義の紹介になりますが、ご参考になれば嬉しいです。
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