大好きな小説家はたくさんおりますが、それぞれの著者別にこの5冊を厳選して記事化します。
何らかの作品を読み、次は何を読もうかな?と考えている方に参考にして頂ければ!
第2弾は、原田マハさんです。
本日は、お日柄もよく
「もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後、涙がとまる。二十四時間後、涙はかわく。二日後、顔を上げている。三日後、歩き出す」 何度読んだか分からない元気をもらえる、とてもとても優しい一冊。
スピーチライターに弟子入りした主人公が中心、まさに表題の通りのシチュエーションでのスピーチに涙涙。
決して自己研鑽本ではないですが、読後はスピーチが上手くなると思います!とにかく黙る、我慢して黙る、さらに黙る、沈黙に耐えて黙る…そしてゆっくりと話し始める←めちゃくちゃ使ってます。


楽園のカンヴァス
美術作品を巡る極上のミステリー小説です。
元キューレターでもあり美術に造詣の深い原田マハさんの知識量に終始圧倒されながら、絵画や画家自体にも興味が湧いてくる宝物の1冊。私の中では確実に人生トップ20に入ってくる作品です。
本を読みながらGoogleで一体どれだけ絵の事を調べたか‥。
新世界を開いてくれた感謝の一冊。スリリングな展開、アッと驚く仕掛け、ミステリーとしても超1級品です!


ハグとナガラ
6つの旅の物語(短編集)。
40代を超え、50代になり、夢に見ていた生活と現実のギャップ。
例外なく、誰にでもありますよね。「そんな生き方でもいいんじゃないの?」と心がポカポカしてきて、元気になる短編集です。誰にでも起こる問題(介護等々)に真正面から立ち向かう『著者』と『友人たち』、もうだめだと落ち込んでいる時の友からのメールの一文が「旅に行こう、人生をもっとあがこう」 。


お帰りキネマの神様
もちろん、大ヒット作「キネマの神様」も最高の作品ですが敢えてこちらをセレクト。
すぐに感極まる私は電車の中で読んで涙が止まらなくなりました。
70歳を超えても夢をもち前へ進む事の大切さ、家族の大切さ、 友達の大切さ、 色々なことが沁みわたりました。久々にどっぷりと物語の世界に入り込みました。
原田マハさんの『キネマの神様』を山田洋次監督が映画化 その映画を鑑賞して更にインスパイアされた原田マハさんが小説化した作品です(少しややこしいですが)! 心が少し疲れた方へぜひぜひに!


生きるぼくら
「<あの絵>の前で」「暗黙のゲルニカ」「さいはての彼女」などとも迷いましたがラストはこの作品!
引きこもり状態になってしまった働き盛りの主人公が、認知症を患う祖母が住む田舎へ行き、少しずつ少しずつ前へ前へと歩みはじめる優しい物語。
私も認知症を患う肉親の介護をしてきましたが・・・本当にほんの一瞬、認知症が嘘のように「しゃんとする時」があるんですよね。涙


以上、原田マハさんのベスト5を選んでみました。
どんどん作品も出ますのでどんどん入れ替えをするか、或いは拡大します!
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