【2025年版】原田マハのおすすめ小説8選|初めてでも感動できる名作を厳選紹介

様々な筆が入った筆たて

年間200冊以上の本を読む読書家の私が、「原田マハさんの小説を読むならまずこれ!」と胸を張っておすすめできる8冊を厳選しました。

感動の物語、美術をめぐるミステリー、人生を見つめ直す短編集など、どの作品も心を動かす名作ばかり。原田マハ作品を初めて読む方、または次に読む1冊を探している方にもぴったりです。

読後、やさしさとあたたかさがじんわり広がる5冊を、ぜひ手に取ってみてください。

もくじ

感動のスピーチ小説『本日は、お日柄もよく』|原田マハの代表作

スピーチライターを目指す女性の成長と再生を描いた、原田マハの代表的感動小説。

真摯に言葉の力と向き合いながら人生を切り開いていく姿は、読者の心を強く打ちます。特にクライマックスの結婚式でのスピーチは涙を誘い、「言葉って、こんなにも人を動かすのか」と改めて実感できる名場面。

いつでも前を向こうと思える優しさにあふれた一冊で、原田マハさんの小説を初めて読む人にもぴったりの入門書です。

「もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後、涙がとまる。二十四時間後、涙はかわく。二日後、顔を上げている。三日後、歩き出す」 何度読んだか分からないくらい元気をもらえる、とてもとても優しい一冊です。

著:原田マハ
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美術×ミステリーが融合した名作『楽園のカンヴァス』|原田マハの傑作小説

アートの世界を舞台にした極上のミステリー。

美術館で開催される謎の審査会をきっかけに、名画の真贋をめぐる攻防がスリリングに展開されます。ルソーの絵を中心に、登場人物たちの過去と美術史が複雑に絡み合い、最後には驚きの真実が明かされます。

原田マハさんは元キュレーター。美術に対する深い知識と情熱が細部にまで息づいており、絵画に詳しくない読者でも自然とアートの世界に引き込まれるはず。芸術と謎解き、両方の魅力が詰まった一冊で、読み終える頃には自分も美術館に足を運びたくなると思います。

私も本を読みながらGoogleで一体どれだけ絵の事を調べたか分かりません。

著:原田 マハ
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生き方にそっと寄り添う短編集『ハグとナガラ』|原田マハが描く癒しの物語

人生の転機や迷いにそっと寄り添ってくれる、6つの旅の物語が収められた連作短編集。

40代、50代を迎えた女性たちが、夢と現実のギャップ、介護や老後といった等身大の問題に向き合いながら、自分らしく生きようともがく姿がリアルに描かれます。登場人物の多くが、私たちの日常と同じ悩みを抱えており、どの物語にも「こんなふうに生きてもいいんだ」と思わせてくれる温かさが流れています。な

かでも「旅に行こう、人生をもっとあがこう」という一文には、何度読んでも励まされる力が。気張らずに読めるけれど、確かな勇気をもらえる原田マハさんによる人生応援短編集です。

文藝春秋
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映画と人生のつながりを描く感動小説『お帰り キネマの神様』|原田マハが贈る大人の青春物語

『キネマの神様』を原作にした映画を観て、更に原田マハさんが続きを書いた感動作。

70代を超えた主人公が夢を追い続ける姿と、それを取り巻く家族や友人との関係を通じて、人生に希望を見出す物語です。電車の中で読みながら思わず涙をこぼしてしまうほど、描写の一つひとつが胸に沁みます。

老いてなお夢を見ること、家族を思いやること、仲間と支え合うこと――どのテーマもやさしく、けれど力強く描かれており、読み終わった後には心が軽くなります。疲れているとき、やさしい物語に包まれたいときにぜひ手に取ってほしい1冊です。

著:原田 マハ
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生きる人生の再出発を描く感動作『生きるぼくら』|原田マハが贈る再生のストーリーら

仕事を辞め、心を閉ざした青年が、田舎で暮らす祖母との交流を通じて再び歩み始める感動の物語。

認知症を患う祖母のもとでの生活は戸惑いも多く、思うようにいかないことばかりですが、ゆっくりと家族の絆と自分の未来を取り戻していきます。原田マハさん自身も介護をする母を見てきた経験があるからこそ描ける、日常のなかの静かな奇跡。

小さな「しゃんとした一瞬」に涙がこぼれる場面もあり、介護や再出発に関わるすべての人に読んでほしい1冊です。生きることに迷ったとき、そっと寄り添ってくれるようなあたたかさがあります。

著:原田マハ
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日常の中で自分を取り戻す『独立記念日』(原田マハ著)|優しさと決意の短編集

日々の暮らしのなかで、そっと立ち止まり、自分の人生に小さな「独立」を見つけていく──そんな女性たちの一歩を描いた短編集です。24編の物語がゆるやかにつながりながら、それぞれの決意と再出発をやさしく紡ぎます。

とくに終盤にかけての「ひなたを歩こう」から「川面をわたる風」への流れは、思わず涙がこぼれるほどの感動が。切なさの中にも、明日を生きるための力が宿っていて、読み終えたあとにもう一度最初のページをめくりたくなります。

誰かの物語でありながら、自分のことのように胸に響く──そんな読書体験をくれる一冊。静かに背中を押してくれる、原田マハさんならではの“心にしみる感動小説”です。

著:原田 マハ
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名画と物語が響き合う『<あの絵>のまえで』(原田マハ著)|美術に癒される短編集

美術を愛するすべての人に贈りたい、やさしさと静けさに満ちた5編からなる短編集。名画にまつわる物語が、それぞれの人生と重なり合い、読む人の心をじんわりと揺さぶります。

なかでも印象的なのは、夢に敗れた女性が祖母に似た隣人との出会いを通して少しずつ前を向いていく「豊饒」。表紙を飾るクリムトの絵と響き合いながら、深い余韻を残してくれます。どの物語も、美術館にいるような静かな時間が流れ、ページをめくるたびに心が洗われるような読書体験が味わえます。

原田マハさんの繊細な筆致と、美術へのまなざしが詰まった一冊。読み終えたあとには、きっと絵の見え方が少し変わっているはずです。

日常にそっと寄り添う『ギフト』(原田マハ著)|優しさが広がる短編集

原田マハさんといえば『楽園のカンバス』など美術をめぐる長編で知られていますが、『ギフト』はより日常に近く、感情の機微をやさしく描いた短編集。

プロポーズや結婚をテーマにした作品も多く、どの物語にも静かな幸福感とぬくもりが漂います。とりわけ印象に残るのが、「コスモス畑を横切って」。お台場を舞台にしたこの物語は、風に揺れる花々や空気の香りまで感じられるような繊細な描写も魅力。心にそっと残ります。(昔はお台場にコスモス畑があったのかな)

日々の生活に疲れたとき、自分を取り戻したいときに手に取りたい1冊やさしい灯りが心にともります。

著:原田 マハ
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最後に

「原田マハ おすすめ」で探している方にとって、最初の一冊、次の一冊との出会いになれば嬉しいです。

ここで紹介した7冊は、どれも読書の喜びを再発見させてくれる名作です。

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