【2025年版】読書大好き人間が厳選!ミステリー・どんでん返し小説120選

目次

魍魎の匣(京極夏彦著)

京極夏彦さんと言えばこの作品を挙げる方も多い超大作。狂気に満ち溢れた1冊でした。行方が分からなくなった処女と謎の施設、この関係性を想像できる方は世界に一体何人いるでしょうか?相当分厚いですが読みごたえもあり謎の施設の目的には唖然としてしまいます。

カラスの親指(道尾秀介著)

期待を裏切らないどんでん返しの連投・連発。最後の最後まで油断大敵!『お父さん指(親指)だけがどの指とも正面から向き合うことができるんだよ』 …私もみんなと真っ正面から向き合って頑張ります!

屍人荘の殺人(今村晶弘著)

 全く暗くはなく、全く怖くはない、オカルト系の密室もの。 屍人荘と言う名前と音に惹かれて読みましたが、賞も取られた作品なんですね 本当にどうでもいい話ですが見た目と音が好き「単語」ランキングは 1位 墾田永年私財法 2位 西中島南方 3位 五稜郭 です。

ベーシックインカムの祈り(井上真偽著)

 タイトルからは想像不可能 DXミステリー(どんでん返し)短編集。タイトルを見て「何これ?」と逆に惹かれて読んだ一冊、当たりでした。DXというか最新テクノロジーと言うのか、ハイテクどんでん返し小説です。
 短編集ですが、VRを一緒に楽しんでいた妻が突然の疾走、園児に愛される外国人保育士(厳密にはインターン)の話、遺伝子改良人間の話、いずれもどんでん返し小説としてもかなり面白いですが、未来予想図ですね。

アルカトラズ幻想(島田荘司著)

 圧倒的な筆力、奇天烈&奇想天外な1冊、この作者(島田荘司さん)でなければ書けない力技だと思います。
 猟奇的な殺人事件を扱ったミステリーかと思いきや、地球空洞説に話が飛ぶわ、金星の自転方向がなぜ逆なのかに話が飛ぶわ、最後はタイトルどおりアルカトラズ牢獄へとんでもない1冊ですがジェットコースターに乗ってるみたいで楽しい!そしてラストも。怪作。タランティーノ映画(特にフロムダスクディルドゥーン)のファンには超おすすめ。

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ガダラの豚(中島らも著)

3部作になりますが必読です。

まさにカオスの極致、1巻は、アル中気味の主人公と良識のある奥様・若い天才マジシャン・手品破りの異端児ミスターミラクル・個性豊かなテレビ関係者・新興宗教の教祖と心酔する主婦達が登場。

2巻は舞台をアフリカに移し、アフリカにおける呪術の現場を研究・撮影に向かいます。ストーリーも最高ですがアフリカにおける呪術の意味合い・何故効果が出るのかなどの学術的な話も非常に面白く一気読み。

3巻は呪術研究家+僧侶+超能力者+トリック破りのプロ+セクシー心理学者+少林寺+昆虫 VS 最強の呪術者+ラリって無敵の武道家+呪術者弟子+洗脳されてる軍団+アフリカの武器、ミステリー好き界隈でも最高傑作と押す方が絶えない3部作。ぶっ通しで読んでみてください。中島らも氏の衝撃作。

逆転美人(藤崎翔著)

 ミステリー好きの皆様がこぞって絶賛するので読了しましたが完全にやられました。行って帰って、行って帰って、の2度読み必須!「美人過ぎて」不幸な目にあい続けた女性の自叙伝。重たいな‥と思っていたら突然、後書きが始まります。後書きの冒頭で「え?」となり自叙伝パートに戻り、後書きの最後にも自叙伝へ戻り‥
  何をかいているのかわからなくなってきました…あっちへ行き・こっちへ行きがしたくなる作品で、仕掛けも過去に見た事がないです。これ以上は言えませんがミステリー好きの方にはおすすめの小説です。この作品は諸事情により電子書籍になりません。

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噂( 荻原浩著)

 最後の『一撃』は最強レベル!終盤でびっくりする作品は今回紹介する作品全てに当てはまりますが、最後の「数文字」でガタガタにひっくり返されるという意味では最強。全体的に重い展開ではない(?)ので、サクサクと気楽に読破できると思います。

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グレイト・ギャツビー(村上春樹翻訳)

 そんな終わりになるの?という点で「どんでん返し」「ミステリー」のカテゴリーに入れました。語り手のニックは、近くに住む大富豪のギャツビーと仲良くなります。このギャツビーはニックの従姉妹であるデイジーと昔、恋仲になっており、今も未練たらたら。
 彼女を惹きつけるために夜な夜なパーティを開いています。見事、彼女の心を再び惹きつけ始めるのですが‥

medium 霊媒探偵城塚翡翠(相沢沙呼著)

 ミステリー関係の賞、5冠(★第20回本格ミステリ大賞受賞、★このミステリーがすごい!1位、★本格ミステリ・ベスト10の1位、★SRの会ミステリベスト10の1位、★2019年ベストブック)の作品。
 霊媒師である城塚翡翠と作家である香月史郎が主人公がタッグを組んで事件捜査を行う推理もの。途中途中に気持ちの悪い非常に短い描写が入り、これはいったい何なんだろうと思いながら読み続けていくと最後に「5冠」の理由が分かります。気持ち悪さはありますが、最後はスッキリ爽快、そんな小説が読みたい方へ。

レモンと殺人鬼(くわがきあゆ著)

 第21回このミス大賞だから入れないわけにもいかずに記事化。二転三転四転五転はほんと楽しいandすごい技量!ですが 最後の会心の一撃がどんでん返しマニアとしては…少し惜しいかな。

盤上の向日葵(柚月裕子著)

 将棋の棋士が主人公と珍しいミステリー小説。幼い頃から苦労して育ちながらも、人並外れたIQをのおかげで事業は大成功。幼いころから学んだ将棋への情熱をおさえられない主人公「桂介」は、棋士としても大きな成功を収め決戦に臨みます。何の曇りもない完全な現在に見えますが、金をせびりにくる父親の存在が目の上のたんこぶ。
 そのネチッこさもあり、最後は不穏な事が起こるんだろうな‥と想像していると斜め上からの衝撃があり、更に最後もいやーな感じです。イヤミス好きな方にお勧めします。

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チーム・バチスタの栄光(海堂尊著)

最強の手術チームが手術に失敗。「なぜ」を調べるために真東城大学医学部附属病院の不定愁訴外来担当「田口」と厚生労働省大臣官房秘書課付技官「白鳥」のコンビが調査に当たります。

まさに凸凹コンビながらあの手・この手でチーム関係者を追及、この聞き取りがこの本で痺れる所ですね。そして最後に分かる真実(犯人)は意外な人物が!これだけ売れたのには理由がある、素晴らしいエンターテイメントミステリー小説です。

いけない(道尾秀介著)

 どんでん返し系の短編集です。 ある海辺の街(ジョジョの奇妙な冒険が好きな方であれば”もりおうちょう”のような)でおこる複数の怪事件。オチ(どんでん)が『写真』や『メモ』などの画像である事が斬新。 画像解釈が難しいものもありましたが、そういうことかも!。 ちょっとこわめです。

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殺戮にいたる病(我孫子武丸著)

 我孫子さんにはまるきっかけになった1冊。何冊か読みましたが、安孫子さん作品の中では飛びぬけて「どんでん返し」の衝撃が激しいです。東京の繁華街で連続する残虐な殺人事件。
 犯人の名前は蒲生稔‥私は「どんでん返し」と位置付けておりますが、ホラーという方もかなりおります。グロ耐性がある方には全力でお勧めします!(子供には見せられません)

白ゆき姫殺人事件(湊かなえ)

 SNS時代を先取りしたような小説で、学生さんや文字を読むのが苦手だな、という方でも楽しめる1冊だと思います。とある会社で美人で有名な社員が惨殺され、その事件を追った記者「赤星」により徐々に事件の全体像が浮かび上がってきます。特に怪しいと思われたのは「普通」の容姿で「普通」の性格をしている女性。
 この小説が面白いのは全員が全員少しずつ話を盛ったり削ったり(それは記者の赤星も)している事で少しずつ論点がずれている点でしょうか!

満願(米澤穂信著)

 2014年のミステリー年間ランキングで3冠を獲得したこの作品。どんでん返し小説好き・ミステリー小説好きにはたまらない6つの短編集です。タイトルになった満願の言葉、意味は「(神仏にお願いをした結果)願いが叶う事」を指すそうです。(なるほどなるほど納得感あるタイトル)
 米澤さんらしい、ブラックユーモア。決して読後感が爽やかではないですが、嫌すぎずグロすぎず丁度いい感じです。もしも、あまりどんでん返し小説を読んだことないのよ~という方がいればぜひ。とにかく1つ目のお話しから最後の最後まで目が離せませんよ!

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スロウハイツの神様(辻村深月著)

 優しいどんでん返し。最初に、今回小説した「どんでん返し」の中で一番優しい「どんでん返し」です。
 脚本家をしている環と、クリエイティブ人材が集まって暮らしているスロウハイツ。今でいうシェアハウスのような感じですね!(多分)刺激は少ないですが互いを意識しながら、ゆったりとした生活をしていたところ新しい入居者が加わり、少しずつですが関係性が変化していきます。
 色々な感情がリマインドされ、寂しさも覚えますが‥とにかくやさしくて・繊細で・嘘が付けない登場人物たちに癒されます。シェアハウスが一般的な今なら、こう言った仲間との集団生活はたくさんあるのかな。そしてもちろん!それだけでは終わらずミステリー要素が加わり、伏線改修の怒涛の展開、一気読みしました。

インシテミル(米澤穂信著)

 アルバイト誌に載っていた簡単な仕事、それは「科学的実験の被験者」になる事。時給はなんと10万円越え。とんでもない条件に半信半疑ながら集まった12人の男女。とある地下の施設ではじまったアルバイトは‥。
 他の参加者を殺せば、更に多額のお金がもらえるデスゲーム&犯人当てゲームでした!あまり何も考えずによめるエンターテインメント小説ですが、アガサクリスティさんへのオマージュもあり、え?という展開もあり最後まで飽きさせませんよ!

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向日葵の咲かない夏(道尾秀介著)

 たくさんイヤミスを読んできましたが、後味の悪さは一級品。そういう小説が好きな方はたまらない1冊だと思います。ホラーでもあり、ミステリーでもあり、そしてこの記事の主題である一級品のどんでん返し小説でもある。嫌なんだけど忘れられない、それくらい強烈な作品です。

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オリエント急行の殺人(アガサクリスティ著)

 言わずと知れた名作中の名作。ヨーロッパを走る豪華列車オリエント急行には、身分や出身地が異なる様々な乗客が。その車内で、年老いた富豪が死体で発見されます。
 名探偵ポアロが乗客1人1人のアリバイを確認するも、全ての乗客に完璧なアリバイが。最後にポアロが出した真相とは。一度読んでしまえば「はいはい」ですが最初の衝撃は一級品。これありなのか!?の1冊。

ミレニアム「ドラゴン・タトゥーの女」(スティーグ・ラーソン著)

 単なるミステリーという枠には収まりきらない社会派小説です。北欧が抱える女性に対する男性の暴力問題や舞台であるスウェーデン社会に対する問題提起も描かれている印象です。(北欧と言う単語を聞くと、なんだかほんわかしたイメージをもってしまいますがイメージが変わりました)
 主人公は過去に暴力を受けた経験を持ち、復讐の鬼と化しているリスベット。過去の因縁相手や同様の事件を起こした男を徹底的に追い込んでいきます。さて最後の黒幕は誰??

儚い羊たちの祝宴(米澤穂信著)

 先に書きますと、ちょっとグロい‥短編どんでん返し集です。最後の最後にどんでん返し!というのが私の中ではミステリーの醍醐味。
 こお「最後の一撃」をフィニッシングストロークと呼ぶと知ったのはこの作品の裏表紙でした。当小説の短編はまさにど真ん中、「ラスト一行」にとにかくこだわりぬいた作品集。こちらも帯のコメントを借りますと収録作すべてがラスト一行でどんでん返しです。最初からネタバレしていても十分楽しめるお話しばかりですよ!

仮面病棟(知念実希人著)

 ライトノベルと読んでも良いくらいサックサクに読めるミステリー小説。病院に立てこもったピエロ、人実となってしまった病院の院長、怪我を追った女性、看護婦さんなどなどの登場人物を中心に真の黒幕はいったい誰なのか?結構な数の人が〇されますが、グロい描写などはなく、グロ耐性の弱い私も大丈夫でした!最後はもちろん「お前か!」ですね。

パレード(吉田修一著)

 純文学としても読めるし、ミステリーとしても読めるし、そんな不思議な小説です。表面上は仲良く、お互いに良い距離感を保ちながら‥同居生活を過ごす若い男女(ルームシェアですね)。
 ここに「よそもの」が入ってきたことで少しずつ、個々人の距離感にズレが生じはじめ、周囲で起こる連続暴行事件ともモノガタリが絡み始め‥ラストに関して解釈は分かれているようですが私は強烈な恐怖を感じました。

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望郷(湊かなえ)

 6つの短編から構成された小説で、1つ1つの話は「瀬戸内海の島」という事を除き、独立した内容になっています。湊かなえさんといえばイヤミス、それぞれの短編に「イヤ」な感じは散りばめられており、それぞれそうだったの?と言う結末が続きます。(後味は悪くない)
 父親が行方不明になった主人公と母親、その母親を目当てに、手土産をもって通ってくることになった「おっさん」。そこまで良くしてくれる本当の目的は?理由は?余韻が残ります。

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煙の殺意(泡坂妻夫著)

ミステリー好きの方がベストオブベストに選ぶ事も多いこちらの短編集。「椛山訪雪図」や「赤の追想」などなど甲乙つけがたい8つの短編ミステリーがこれでもかと盛り込まれています。

中でも表題にもなっている「煙の殺意」。デパートで起こった凄惨な火災、小さなアパートで起こった怨恨による〇人事件。2つの事件が同時並行的に発生し、犯人探しが始まります。「想定外の動機」からの「どんでん返し」が楽しめます。

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扉は閉ざされたまま(石持浅海著)

 コロンボや古畑任三郎の様に、最初から犯人が分かっている形のミステリー小説。学生時代につるんでいた仲間が同窓会を開くことになり、それを「機会」と捉えた1人が殺人を犯します。ここまでは良くある話…とある事情で犯罪の発見を送らせたい犯人は「あの手・この手」で殺害現場の部屋に入るための扉を開けさせません。
 徐々に不信感を抱いた仲間の1人と犯人との冷静な心理戦。これが最高に見どころですね。そしてラストは‥そうなるのかい!です。

楽園のカンヴァス(原田マハ著)

美術作品を巡る極上のミステリー。美術に造詣の深い原田マハさんの知識量に圧倒されると共に、絵画や画家自体にも興味が湧いてくる1冊で私中では人生トップ20には入れてます。

本を読みながらWEBでどれだけ絵の事を調べたか。新世界を開いてくれた感謝の一冊。スリリングな展開、アッと驚く仕掛け、ミステリーとしても1級品です!

誘拐の日(チョンヘヨン著)

 あまり読んだことが無い、韓国の作家さんによるミステリー小説(韓流小説)。娘の手術代を捻出するため、元妻とタッグを組み大富豪の娘を誘拐する事を企てます。誘拐した同じ日に、自分たち以外の誰かによって大富豪の父母が〇されてしまい。最後の最後まで「うそでしょ」が続く、傑作ミステリーです。映画になった貧しい半地下住民を想像しながら、満足度の極めて高い1冊です。

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透明人間は密室に潜む

すごかった 久しぶりに唸りまくったミステリー短編集です。

それぞれのタイトルからオマージュしている作品が浮かびますが、全てが斜め上の遥か上空をいくストーリー! それぞれの短編後についている参考文献まで含めて最高。お勧め 2作品目、笑った!

逆転ミワ子(藤崎翔著)

一見すると全く何の繋がりもない3〜5ページ程度のショートショートが次々と展開され、最後にその意図(仕掛け)が見えてくると言うあまり見たことの無い構成。本当によく思いつくな!と感心するとともに1つ1つの話が面白くて笑える。

個人的には妙に女性への興味を示す「座敷童」のくだりで爆笑してしまいました。藤崎さんの作品はエグい、グロい、痛い、が本当に少なく、弱っていても安心して読めるのが最高です!もちろん、どんでんがえしの具合もナイス。

神の悪手(芦沢央著)

帯にはどかんと「このどんでん返しが切なさすぎる」と書かれているこの1冊。将棋の世界をベースにした短編ミステリーです。

将棋を知らなくても大丈夫(知っていたら倍楽しめますが)、少し怖いものもあれば、現在の社会問題を炙り出すようなものもあれば、師匠と弟子の葛藤もあれば、様々な短編が楽しめます。帯にある「切ない」の意味は正直よくわかりませんでしたが「そう来たか!」は楽しめる1冊ですよ。

カササギ殺人事件(アンソニー・ホロヴィッツ著)

 いわゆる作中作品のミステリー&どんでん返し小説。2018年にミステリー4冠を達成した超話題作です。アガサ・クリスティが好きな方ならたまらない1冊。私の読書X仲間でも絶賛の声が相次いでおりました。作者は構想だけで15年をかけたとのこと、海外ミステリー初挑戦の方も純粋に楽しめると思います!

毒(赤川次郎著)

ミステリーの入口と言えば昔は赤川次郎さんでした。今はどうなんだろう?私もとにかく三毛猫シリーズは読み漁った記憶があります。

たった1適で、しかもバレずに人を〇す事が出来る薬を題材にした短編集です。たった1適、しかも犯罪がばれない薬、怖いですよね。使いたくなりますよね?勿論、登場人物たちはこの薬を入手しようと狙い、次々と所有者も変わっていきます。さてどうなるかな。

邪馬台国はどこですか(鯨統一郎著)

 短編集です。中でも邪馬台国はどこにあったか論争はまだ続いていますよね、近畿でも九州でもなく、ひょっとするとそこに邪馬台国があったかも知れないと思わせる「邪馬台国はどこですか」がダントツに面白い。
 ブッダは悟っていなかった、聖徳太子の正体 などなど他の短編もかなりギリギリを攻めていますが、やっぱり表題作が秀逸。どんでん返し的に「場所」が示されますが、ひょっとしたらそこかもと思わせます。

あの日、君は何をした(まさきとしか著)

 15年前の事件と、現在の事件がなんとも複雑に結びつき、新事実が浮かび上がってくる作品。
 15年前、ある若者が警察に〇人犯として疑われ、気が動転して逃げた拍子に自動車事故に遭い亡くなってしまいます。溺愛する息子を亡くしてしまい絶望する母。
 そして現在に時間が移り、新たな〇人事件が発生、全く関係性が無いと思われた15年前の事件と結びついてきます。どんでん返し好きだけではなく、イヤミスファンの方にもお勧めしたい1冊です。

犯人に告ぐ(雫井脩介著)

 ミステリーというのか社会派サスペンスと言うのか、ボリュームはありますが徹夜で読んでしまう傑作。犯人を取り逃がしたことで左遷され、冷遇されてきた主人公。この主人公が過去の失敗を取り戻すべく、執念の『犯人狩り』を行います。
 なめた態度をとる見えない犯人と少しずつ少しずつですが犯人を追い詰めていく主人公、そして(かなり有名な)あの一言「今夜は〇〇〇〇〇〇〇」でゾクゾクします。主人公の圧倒的な執念がめちゃくちゃかっこいい作品です!

アクロイド殺し(アガサクリスティ著)

イギリスの小さな町でおこった連続〇人。遺産が絡むややこしい事件に名探偵ポワロが挑みます。

ポワロと共に難事件の解決を目指すのが医者であるシェパード、一癖も二癖もあり、怪しさ満載のアクロイドを取り囲む一族や家政婦たち。大どんでん返し!ではありますが、過去にファミコンをやったことがある私の同世代である「あなた」は途中でオチが分かるかもしれません。

火車(宮部みゆき著)

借金(カードローン等)の恐さを徹底的に描いた「火車」は山本周五郎賞の受賞作。失踪した女性(彰子)を追う休職中の警察官の本間。

本間による捜査が進むに連れて普通の女性だと思っていた彰子の様々な事実を知り、ついには罪までを知ります。普通の幸せを願っていたはずの彰子、ほんの少しで始めた誤りが次から次へと新たな問題を引き起こし‥読み始めたら、徹夜必死の超大作ミステリー小説です。

ピース(樋口有介著)

埼玉の田舎で発生した連続●人事件。一人目の被害者は歯医者さん、二人目はスナックラザロのピアニスト。関連性が見いだせずに捜査が行き詰まる中、次の犠牲者が。

被害者の共通点は何?なぜ●されたのか。帯にあった「ヒントはタイトルとカバーにあり、それでも、結末は予測不可」その一文が全てを語りつくしている1冊です。

Rのつく月には気をつけよう(石持浅海著)

スタイリッシュでキュートな表紙イメージのままのミステリー短編集。それぞれの話に出てくる料理とお酒がとにかく美味しそうでお腹が減っては驚かされて、減っては驚かされての連続です。

Rのつく月には何に気を付けるのかな?

重力ピエロ(伊坂幸太郎著)

美しい家族(父・母・主人公・弟)を核とした伊坂幸太郎さんのミステリー小説。伊坂さんならではの洒脱な文章、絡み合う伏線、そしてラスト。全てにおいて大満足な作品。

住んでいる近くで発生する連続放火、その犯人を追いかける主人公と放火を予言するようなグラフィティアート作品。放火の規則性は何なのか、そもそも犯人は誰で何が目的なのか。眠れなくなる1冊です。

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わたしを離さないで(カズオ・イシグロ著)

外の世界とは接触をすることができな学校で暮らす子供達。先生は授業をするだけではなく、生徒たちの生活を徹底的に監視します。連日のように実施されるメディカルチェック。この学校の目的は?先生の目的はなぜ子供たちはこのような暮らしをしているの?

わたしは展開が読めたのでサプライズ(どんでん返し)は感じませんが、自分自身がこの世界の主人公たちならどうするだろう と何度も考えました。

黒い仏(殊能将之著)

想定の斜め上をいくという意味でこちらのミステリー・どんでん返しジャンルにインしました。同じくこちらに記載したアルカトラズ幻想やタランティーノや‥そういうのが好きな方にははまるかも!

とにかく単なるミステリ作品とは一線を画します。過去に行くわ、現在に行くわ、翼で空を飛ぶわ、途中からはSF展開に。突然明らかにされるメインキャラの1人アントニオの正体にも大困惑(笑)。 ラストは推理と共に人類の存亡を賭けた闘いで締め括られる。 賛否両論ですが個人的には野心的でおもろーです。

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どちらかが彼女を殺した(東野圭吾著)

読者に最後の推理をゆだねる、読者への挑戦状タイプのミステリー小説です。ストーリーも面白くて読みやすくてサクサクサクサク進んで行きますが‥私は犯人が分かりませんでした。(他の方のレビューを拝見すると文庫版ではヒントが削られ、やや難易度が上がっているようです。)

妹を〇したのは、「妹の元彼であるJ」か「妹の親友であるカヨコ」の2人に1人。 兄である主人公は復讐を誓い、自ら犯人探しを始めます。そこに絡んでくる警察官。さて真実は?犯人はどっち?

クリムゾンの迷宮(貴志祐介著)

目が覚めると、今まで見た事が無いような風景が広がっており、理由は分からないがとにかく謎解きをしなければならない!系のホラーミステリー小説です。

その環境は1人ではなく、他の人々と生死を賭けて競い合うバトルロワイアルでもあり‥ゲームが進む中で少しずつ明らかになる主催者の目的、色々な意味で変化していく参加者たち。 メイズランナーとバトルロワイヤルを組み合わせたような作品 (当作品が多分先) 何も考えずに楽しめます!

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ルパンの消息(横山秀夫著)

高校時代に女教師である嶺舞子が校内で自ら命を絶ちます。その事件から15年後がたった今がこのミステリー小説の舞台。1つのタレコミで事件が動きはじます「あの事件はは生徒3人による殺〇事件である」と。

時効までの時間はたった24時間、 果たして、真相を見つけることができるのか?単なるどんでん返し・ミステリーではなく、実際の未解決事件である「三億円事件」とも絡みが。昭和の香りを感じながら、圧倒的な伏線回収。読みごたえもありますよ。

終着駅殺人事件(西村京太郎著)

高校卒業後に東京へ上京してきた男と女、総勢7人。久しぶりに故郷にみんなで帰ろうと旅に出ます。

上野発の夜行列車、再会を喜び、再開に涙するはずの旅が連続〇人の現場となり、次々と犠牲者が出ます。犯人はいったい何がも目的なのか?事件に関係なく、夜行列車は青森に向かって走り続けます。

まさにレジェンド of トレインミステリーの名に相応しい一冊。 動機や殺意のキッカケが最後の最後まで明かされず一気読みしました。寝台列車で軽く一杯をしながら読んだら最高だろうな

凶鳥の如き忌むもの(三津田 信三著)

ホラー小説かと構えて読み始めましたが、本格派のミステリー小説でした!

横溝正史さんや京極夏彦さんが好きな人にはたまらない1冊だろうな!私は「事件の場合分け」で挫折しましたが‥ロジカルな推理が好きな方にはガチでお勧めしたい一冊です。

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