【徹底解説】2024年春の卒業生が中小企業診断士 養成課程の倍率を公開

中小企業診断士養成課程_倍率

中小企業診断士養成課程の倍率については古い情報とデマばかり…なので周囲の大学院に通う養成課程の学生にも聞いてみました。

この記事は、

中小企業診断士の養成課程に通う事を検討している

東洋大学・城西国際大学・千葉商科大学・日本マンパワーの倍率ってどれくらい?

と考えてたり、悩んだりしているあなたに読んで頂ければ嬉しいです。

結論を先に申し上げると、

中小企業診断士養成課程の倍率は書類審査通過後、およそ3倍から4倍です。

中小企業診断士養成課程の面接で聞かれた事と回答例はこちらをご覧ください↓

目次

中小企業診断士 養成課程の具体的倍率と有利な面接回について

具体的な倍率と根拠について

大学院イメージ
UnsplashのBrett Jordanが撮影した写真

私は2023年に大学院の中小企業診断士 養成課程を卒業し、中小企業診断士になりました。

在学中、同じ大学院の仲間はもちろん、SNSなどを使い、他大学院の養成課程生とも積極的に繋がりをつくりました。このコネクションを活用し、他の学校へ通っている方々へも「倍率」についてヒアリングを実施。

各学校の説明会でポロっと先生がおっしゃった情報、入学後に聞いた情報などを合わせると、それぞれの大学院・専門学校によって差異は当然あると思いますが、

中小企業診断士養成課程の倍率は3倍~4倍です

どの学校も理由は分からないのですが公式説明会では明確に倍率を言ってくれません。

私の場合は「面接に来られていた人数」と「大学院で再会した数」から推測しましたが、養成課程によっては合格後の懇親会などで「今年の倍率は3倍だったよ」「今年は4倍くらい」と実際の情報を取られた方もおられます。

倍率が3倍~4倍と聞くと「高い」と感じる方もおられるかも知れません。

しかし、面接に来られる方も様々、何の準備もせずに面接やディスカッションに臨む方もおられましたし、2次試験合格による辞退も出ます。

よって、実質的な書類審査通過後の中小企業診断士養成課程 倍率は2~3倍程度

というのが私の感覚、通常の面接に加えてグループワークやグループディスカッションで合格と非合格が決まる事になります。

面接の途中で行われる「グループワーク」や「ディスカッション」が苦手であれば ↓ の書籍が私のおすすめです。

何を見ているのか、が分かり易いです。

面接は何回目が有利なのかについて

複数回の面接試験が行われる大学院や専門学校の場合、過去の中小企業診断士 養成課程受験者のブログなどを拝見すると、多くの方が最初の選抜試験が一番有利と書かれています。

当時はそうであったかも知れませんが現在においては全くそんな事はありません。

これを言ったらおしまいですが、いつ受けると良いか、結局は運です

上記のような情報が流布しているからなのか?私が通う学校では1回目は申込者がもっとも多く、競争率が最も高かったと聞いています。

また、1回目の受験生は2次試験を捨て、この養成課程で勝負される方が多く、準備万端で1回目の選抜試験に臨まれるのだと思います。(要はレベルが高い)

私は…2次試験で失敗した後に、養成課程の面接を受けました。

一緒に面接を受けた方々も同様のシチュエーションであり、準備万端という人はおらず、和やかにグループディスカッションが進むなどラッキーだったと思います。

※例えば最終合格者が12名で2回の選抜試験日がある場合※

1回目6名・2回目6名と合格者数は均等に設定。但し、前半は「補欠合格」を多めに出している模様です。

私は、自分の経験を踏まえ、

中途半端に1回目の面接に臨む位なら、十分準備をした上で2回目以降をお勧めしたいと思います。

卒業生から養成課程を受験される あなたへのアドバイス

アドバイス
Image by Dmitriy from Pixabay

大学院等で開かれる説明会には必ず参加する事

説明会には必ず参加してください。

事務的な話が続いて眠たくなりますが、特に最後の質疑応答では面接質問のヒント、グループディスカッションのテーマ、研究計画書のアドバイスなどが頻繁に出てきます。

実際の入学に向けては情報戦の面もありますのでぜひ、お忙しい中ですが積極的に参加されると良いかと思います。

大学教授とのミーティング等があればぜひ申し込みを

任意となっている事が多いですが、必ず申し込みをしてください。

私も別の記事で記載しておりますが千葉商科大学で教授の面談をして頂きました。

ずばり!選考プロセスに入っていると思います。考えれば当たり前で、教授も顔の見えない学生よりは顔が見えた学生を選びたいですよね。

入学後のヒントも数多くいただけましたのでぜひ。

大学院を受ける場合はアカデミックポリシーや創業者の声を見ておくこと

大学院側もなぜこの大学院を選んだのかを重視しています。

就職活動に例えると、経営理念やミッションビジョンバリューも知らないまま面接に臨むイメージになります。

話にならないですよね。実際に聞かれましたし、答えられずかなり厳しい流れになりました。

超重要!大学院系の養成課程を受けられる方は研究計画書の準備が必要

大学院はMBAも同時取得しなければならないので「論文」がいります。

エントリーシートでも「研究計画書」の提出が必須になってきますが、こちらにまとめたので読んでみてください。

↓ 研究計画書対策(養成課程は情報戦です!絶対にご覧ください)

苦労して中小企業診断士を取る意味があるのか?

中小企業診断士養成課程ブログの差し込み
UnsplashJordan Stewartが撮影した写真

かなり根本的な問いですが、資格を取れば十分に食べていけると思います。

しかし、「良い生活」をしようと思うと当然ながら他のコンサルタントととの戦いです。

私が読んできた中で、以下の本が(多少夢が無くなるかもしれませんが)事実に近いと感じます。

業界ではかなり有名な先生で、副業を推しておられます。もし、興味があればぜひ一読ください。

↓私は未読ですが、こんな書籍もあるようです。情報戦なので参考になるかな。

中小企業診断士「登録養成課程」解体新書
中小企業診断士「登録養成課程」解体新書

以上、当記事に記した倍率や面接の助言は、実際に養成課程を卒業したホヤホヤの情報なので精度は高いと思います!

次回の記事では、実際の面談でどういったことが聞かれるのかを述べたいと思います。

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