中小企業診断士養成課程の倍率については古い情報とデマばかりなので周囲の養成学生にも聞いてみました。
本当にとにかく情報が少なすぎる。
この記事は
中小企業診断士の2次試験がなかなか通らなくて辛い
中小企業診断士の養成課程に合格するのは難しいのかな?
東洋大学・城西国際大学・千葉商科大学・日本マンパワーの倍率ってどれくらい?
と考えてたり、悩んだりしている方に読んで頂ければ嬉しいです。
結論だけを先に申し上げると、
中小企業診断士養成課程の倍率はおよそ3倍から4倍
です。
中小企業診断士養成課程の面接で聞かれた事と回答例はこちらをご覧ください↓
中小企業診断士 養成課程の具体的倍率と有利な面接回について
具体的な倍率と根拠について
私自身が大学院の中小企業診断士 養成課程に入学し、2年生になりました。
同じ大学の仲間はもちろん、TwitterなどのSNS懇親会で積極的に繋がりをつくってきた事もあり、
他の大学院に通われている方々や専門学校の方々とも少しずつネットワークが出来てきました。
このコネクションを活用して、他の学校へ通っている方々へも「倍率」についてヒアリングをしました。
各学校の説明会で先生がおっしゃった情報、入学後に先生と仲良くなって聞いた情報などを合わせると、
それぞれの大学院・専門学校によって差異はあるものの
どの学校も理由は分からないのですが公式説明会では明確に倍率を言ってくれませんでした。
私の推測値は「面接に来られていた人数」と「大学院で再会した数」から推測しています。
しかしながら、「今年の倍率は3倍だったよ」「今年は4倍くらい」と学校側から情報を取られた方もおられます。
倍率が3倍~4倍と聞くと「高い」と感じる方もおられるかも知れません。
しかし、面接に来られる方も様々。
何の準備もせずに面接やディスカッションに臨む方もおられましたし、
2次試験合格による辞退者も出ます。
というのが私の感覚です。
グループワークやディスカッションが苦手と言う方がもしいれば↓は私のおすすめです。
何を見ているのか、が分かり易いです。
面接は何回目が有利なのかについて
複数回の面接試験が行われる大学院や専門学校の場合、
過去の中小企業診断士 養成課程受験者のブログなどを拝見すると、
多くの方が最初の選抜試験が一番有利と書かれています。
当時はそうであったかも知れませんが2022年時点では全くそんな事はありません。
上記のような情報が流布しているためなのか?
私が通う学校では1回目は申込者がもっとも多く、競争率も高かったと聞いています。
また、2次試験を受けずにこの養成課程で勝負される方はそれなりに準備をし、
1回目の選抜試験に臨まれるのだと思います。
私は…2次試験に対して余裕をかましすぎていた事もあり、
残念ながら不合格(前日に暴飲したので自業自得)となり、2次試験が終わった後に説明会を聞き、
申し込んで養成課程の面接を受けました。
一緒に面接を受けた方々も多分ですが同様のシチュエーションであり、準備万全という人はおらず、
比較的和やかにグループディスカッションが進むなどラッキーだったと思います。
※例えば最終合格者が12名で2回の選抜試験日がある場合、
1回目6名・2回目6名と合格者数は均等に設定。但し、前半は補欠合格を多めに出している模様です。
次回の記事で実際の面接時に「何を聞かれ」「どう答えたか」を記載しようと考えておりますが、検索して頂ければかなり精度の高い面接内容が出てきます。
私は、中途半端な状態で早く面接に臨むのであれば、
十分に準備をした上で2回目以降に受ける事をお勧めしたいと思います。
養成課程を受験される方へのアドバイス(これをやっておくと有利)
大学院等で開かれる説明会には必ず参加する事
説明会には必ず参加してください。
事務的な話が続いて眠たくなりますが、特に最後の質疑応答では面接質問のヒント、
グループディスカッションのテーマ、研究計画書のアドバイスなどが頻繁に出てきます。
実際の入学に向けては情報戦の面もありますのでぜひ、お忙しい中ですが積極的に
参加されると良いかと思います。
大学教授とのミーティング等があればぜひ申し込みを
任意となっている事が多いですが、必ず申し込みをしてください。
私も別の記事で記載しておりますが千葉商科大学で教授の面談をして頂きました。
選考プロセスに入っていると思います。
考えれば当たり前で、教授も顔の見えない学生よりは顔が見えた学生を選びたいですよね。
入学後のヒントも数多くいただけましたのでぜひ。
大学院を受ける場合はアカデミックポリシーや創業者の声を見ておくこと
私はできておりませんでした。
就職活動に例えると、経営理念やミッションビジョンバリューも知らないまま面接に臨むイメージになります。
話にならないですよね。
実際に聞かれましたし、答えられずかなり厳しい流れになりました。
大学院系の養成課程を受けられる方は研究計画書が必要です!
大学院はMBAも同時取得しなければならないので「論文」がいります。
これがきつい‥
エントリーシートでも研究計画書が必須になってきますが、こちらにまとめたので読んでみてください。
↓研究計画書対策(養成課程は情報戦です!ぜひご覧ください)
本当に苦労して中小企業診断士を取る意味があるのか?
かなり根本的な問いですが、資格を取れば十分に食べていけると思います。
しかし、「良い生活」をしようと思うと当然ながら他の方との戦いです。
私が読んできた中で、以下の本、多少夢が無くなるかもしれませんが事実に近いと感じます。
業界ではかなり有名な先生で、副業を推しておられます。
もし、興味があればぜひ一読ください。
↓私は未読ですが、こんな書籍もあるようです。情報戦なので参考になるかな。
以上、特に倍率はエリアもバラバラな、現役養成課程の学生情報なので精度は比較的高めだと思います!
次回の記事では、実際の面談でどういったことが聞かれるのかを述べたいと思います。