中小企業診断士を通信講座で目指すと決めたものの、「どの通信講座を選べばいいか分からない」と迷う方は多いはず。
各スクールには独自の強みがあり、価格・サポート・教材内容にも大きな違いがあります。
この記事では、私自身が実際に比較検討した3つの主要通信講座(KEC/クレアール/診断士ゼミナール)を、メリット・デメリットの両面から整理しました。
結論から言えば、私のおすすめは「診断士ゼミナール」です。
半年(約300時間)の学習で1次試験に合格できた実体験をもとに、各講座の特徴を紹介します。
KEC中小企業診断士講座|双方向型の授業が魅力
KECの最大の強みは、講師と受講生が対話しながら学ぶ「双方向型授業」。少人数制で質問対応も早く、集中力が途切れにくい構成になっています。
ただし、受講料はほかの通信講座と比べると高額で、1次・2次プレミアムコースは約46万円。
また、声を出して参加する形式のため、私のように育児・介護中の環境では受講が難しく感じました。
時間的・経済的に余裕があり、仲間と学びながら理解を深めたい方におすすめの講座です。
クレアール中小企業診断士講座|効率重視の学習設計
クレアールの特徴は「非常識合格法」に代表される効率重視のカリキュラム。最小限の学習時間で合格を目指せる点が魅力です。
価格は1次・2次ストレート合格パーフェクトコースで約25万円。費用対効果は高いものの、質問対応に関する口コミ(時間がかかる)がイライラしがちな私にとっては不安材料でした。
「短期間で資格を取りたい」「効率を最優先にしたい」という方に向いています。
診断士ゼミナール|コスパ最強!初心者にもやさしい
診断士ゼミナールの魅力は、なんといっても圧倒的なコスパ。1次・2次プレミアムフルコースが約6万円と、他講座の5分の1以下です。
私はこの講座1本で1次試験に合格。教材の完成度も高く、音声・動画・テキストがすべて連動しています。
良い意味で手作り感があり、親しみやすく、初学者でも続けやすい構成、マイナス面もありますが、それを補って余りある“手軽さと質”が魅力。コストを抑え、隙間時間を徹底活用して合格を狙いたい人におすすめです。
マイナスポイントも次回の記事でフェアに指摘しますが、それを上回るポジティブな面が多いスクールでした!
まとめ|通信講座選びは「環境×目的」で決めよう
通信講座はそれぞれ強みが異なります。
- 仲間と学びたい人:KEC
- 効率重視で最短合格を目指す人:クレアール
- 価格重視&独学感覚で進めたい人:診断士ゼミナール
大切なのは「自分の生活リズムと学習環境に合う講座」を選ぶこと。
私にとっての最適解は「診断士ゼミナール」でしたが、読者の皆さんにも“自分に合った講座”が必ず見つかるはずです。
次回は、診断士ゼミナールの具体的な特徴と、実際に使って感じたメリット・デメリットを詳しく解説します。
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